2010/2/20

ソグディアナの古都”パイカンド”  分類なし

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”ブハラ”は”サマルカンド”と並ぶ”ソグディアナ(Sogdiana)”の古代都市、ソグド人が揺籃期から築き上げた中央アジアを代表するオアシス都市ですが、8世紀以降のイスラーム支配(ウマイヤ朝〜サーマーン朝)以前は、現在のブハラとは異なる場所、約60km南(※前日掲載の地図参照)の”パイカンド(Paykend)”に街の中心があったことが確認されております。

ザラフシャン川の流れの変化により打ち捨てられた街は、今ではカラクム砂漠に埋もれ表面上は城砦の址がわずかに残るのみですが、1990年代からの発掘作業により、ソグド人の文物、ゾロアスター教由来の装飾品、さらには仏頭を始めとする仏教に纏わる品々も発掘されております。

現在ウズベキスタン及び中央アジアでは、加藤九祚先生の”カラテパ遺跡”(クシャン朝・バクトリア)の発掘作業を筆頭に、仏教遺跡・遺物の発掘及び研究作業が盛んになりつつあります。

現在は仏教遺物の散布地と位置付けられる”パイカンド”も、近い将来より具体的な何かが発見され、仏教遺跡の一つとしての発掘・研究がなされるようになる可能性があります。ソグド人と仏教の関係、ゾロアスター教と大乗仏教の関係は、これから紐解かれていくべき大きなテーマであり、それはシルクロードを通じて日本にも繋がり(関係)を有し続けてきた事象と思われます。
(写真:ウズベキスタン・パイカンドにて、下2点はパイカンド発掘品(パイカンド博物館所蔵))




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