2010/2/26

礼拝用刺繍”ジョイナモッシュ”と寝具飾り刺繍”ルイージョ”  刺繍

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●ムスリム礼拝用刺繍布”ジョイナモッシュ(Djoinamoz)”
製作地:ウズベキスタン・ブハラ 製作年代:19世紀後半


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●新婚家庭用ベッドシーツ刺繍布”ルイージョ(ruijo)”
製作地:タジキスタン・ソグド 製作年代:20世紀初め

中央アジアに生活するウズベク人やタジク人の間で、壁飾り刺繍布”スザニ”とともに嫁入り道具として仕立てられてきた婚礼刺繍(ダウリー刺繍)に、ムスリム礼拝用の刺繍布”ジョイナモッシュ”や、新婚家庭用の寝具飾り(ベッドシーツ)としての刺繍布”ルイージョ”があります。

同じアーチ状のデザイン構成のため、この”ジョイナモッシュ”と”ルイージョ”は混同されることがありますが、ルイージョは中央に新婦が横たわり周りを吉祥・祝福のモチーフで飾り立てる(画像参照)のが一つの目的であり、礼拝用に壁に掛けるジョイナモッシュより通常サイズは大きめ、また刺繍モチーフはびっしりと空間を埋める、力強く華やかな作品が多く見受けられます。

逆に礼拝用に用いられてきたジョイナモッシュの刺繍からは、信仰のものゆえの厳かな様式美、精神性が感じられます。もちろん実用のモノとして手掛けられたマスターピースならではの特徴であり、作品からは作り手の祈りや想い、また伝統の重みを感じ取ることができます。




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