2011/1/27

19世紀のマシュルー経絣布  染織



クリックすると元のサイズで表示します

製作地 インド北西部 グジャラート州若しくはラージャスタン州
製作年代 19世紀半ば〜後半
素材/技法 経糸:絹、緯糸:木綿、天然染料/朱子織、経絣、経紋織


クリックすると元のサイズで表示します

宗教上の理由により、動物性の糸(素材)が直接肌に触れることの無いよう、肌に触れる内面は木綿、外面は絹となるよう絹綿を朱子織で織ることを始めたのが、この”マシュルー(=許されるの意)”の起源と考えられております。

独特の滑らかさと光沢感を有する絹朱子織布の美しさは、本来の主旨とは別に、後世に世界中の人々を魅了し、17世紀頃、インド北西部は上質なマシュルー布の主産地となりました。

絹・木綿の素材感、天然染料の色味、織りの緻密さ、グレードの高さが保たれたのは20世紀初頭までであり、経絣(バンダ)を加えて織り上げた19世紀当時のマシュルーからは、得も言われぬ色香と気品が感じられます。

本品は経典(写本)のカバーとして装丁・保存されていた19世紀のマシュルー裂となります。




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ