2011/4/20

装丁・貼装飾に用いられたアンティーク更紗  染織



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●写本経典の装丁
製作地 インド・ラージャスタン州  製作年代 19世紀前期

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●剣(ダガー)鞘の貼装飾
製作地 インド・ラージャスタン州  製作年代 19世紀半ば〜後半

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インド更紗は古い時代から使用目的に応じて、布の厚みや織り密度、絵柄の種類やモチーフの大小、色数などが多種多様に変えられ、高度化した技巧・意匠の作品が手掛けられてきました。

経典等貴重書の装丁や高級調度品の貼装飾には、繊細に紡がれた木綿細糸で織り上げられた薄手の布地に、手の込んだ媒染と防染が駆使され、緻密かつ瀟洒な小文柄が染められました。

この種のインド更紗は布地が薄く脆いため、また服地用等に比べるとはるかに生産量が少なかったため、100年以上の時を経て残存する作例は多くはありません。

しかしながら、化学染料の流通以前、木綿上に染めることの可能な最も力強い色味、インドでのみ表現可能であった木綿媒染の色彩は、こうして今も色褪せること無く残存しております。




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