2011/4/26

ラージャスタン砂漠地帯のウール・スカート  民族衣装



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製作地 インド・ラージャスタン州 ジョドプール近郊  製作年代 20世紀半ば
民族 ビシュノイ族  素材 ウール地、ウール刺繍


”29”の戒律を守ることが民族の名前の由来ともされる(異説あり)ヒンドゥの民”ビシュノイ族”の手による婚礼用のウール織り地・ウール刺繍スカート。

短い冬季以外は厳しい暑さが続くタール砂漠エリアで、厚手で重いウール織り地スカートの実用性はほとんど無く、ラージャスタン西部エリアにおいて、このビシュノイ族の作例以外には、ウール製のスカートを目にすることはまずありません。

このスカートは、婚礼に際して幸福と平安、取り分け子宝と羊の豊穣を祈りつつ手掛けられるものであり、裾部には色柄を繊細に変えた多数の”寺院”(地母神”マータ”でもある)文様が取り巻くように描かれ、裾先にも多様な守護・吉祥文様のかがり刺繍が施されます。

ビシュノイ族は、動物と自然を愛好し、自然環境の保護・維持を生活の旨としてきた人々であり、自家製ウールを用いた祈りの意匠のスカートは、彼らの精神性が反映されたものでもあります。


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