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2008/12/29


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今日の「A Tasca do Chico」、いつも顔をあわせるおばさまと、マリーザのバックでも弾いている若手のギタリスト。彼はうまい!!お店でも大評判のギタリストだ。

お店は明日が年内最後の「FADO VADIO」となるが、私は明日は行けないので今日がこちらでの歌い納め。先週行けなかったので久々のタシュカは、年末のせいでいつも以上に人人人!!収集がつかなくて一時ストップをかけるほどの盛況ぶりだった。店に行くと、主のように演奏席横に座っているおじいさま方といつも挨拶をかわすのだが、今日はおじいさまが自慢のフォトアルバムを取り出し、一枚の写真を私に見せてくれた。それは私が歌っているものだった。光栄にも彼のアルバムの中に仲間入りできたのだ。

そして今日は、85歳のおじいさまが渾身の力をこめて歌ったファドに涙が流れた。歌詞はすべて聴き取れないけれど、指先までほとばしるその全身の表現を真正面で味わった。ファドにおいては、一体何がプロで何がプロではないのだろうとわからなくなる。彼は職業としてはプロではないけれど、まぎれものなく本物のファディスタだ。劇場で見る豪華絢爛なエンターテイメントもよいが、この古い酒場で聴く彼の歌は魂を持っていかれてしまうほどのサウダーデがある。悲しみと強さと、生きる力に溢れたファド、今夜もいい夜だった。



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