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2005/5/29

現実  日記

 昨日、ニュースで報道があったイラクの斎藤さんの情報をネットでみていました。あの画像、見るつもりはなかったのですが見てしまいました。規制がかかるテレビの映像とちがい、ネットではダイレクトに画像がみられます。たどり着いたページがあの軍のページでした。まともにみてしまいました。全身に電気が走りました。衝撃でした。私たちは簡単に「殺すぞー」とか、すごい言葉を口走ります。ゲーム中なんかすごいです。でもゲームの世界が現実化しているあの映像をみたら何もいえません。現実に起きてしまっているんです。戦争体験者の方は軽軽しくこういうことは言いません。私の祖父をはじめ、最近生存がわかった旧日本軍の方々を思うととても言えません。それ以前に今までの自分が恥ずかしくなりました。
 「ひめゆり」というミュージカルに出させていただいたときに、自分なりにいろいろ調べて想像して、あの当時の女学生を演じました。でも、昨日の4枚ほどの写真で覆されました。現実はそんなものではないと。
 あの画像を見たことを後悔していません。むしろ、誤解があるといけませんが、ちゃんと知ってよかったと思っています。もちろん、この事実には深い憤りを感じます。彼の死が痛いです。しかし、どちらがどうということより、なんでこんな現実があるのか、そちらの方が胸を突き刺しました。これから一ヶ月海外へ行く直前のことだったのでいろいろ考えさせられました。「平和」ってなんだろうと。

 昨日は偶然にも友人の中国人女性と会っていました。日本での就職が決まり、言葉を一生懸命勉強していました。友達として打ち解けています。国籍は関係なく、一人の人間として彼女の輝きが好きです。分かり合えるんです。人間なんだから。国籍に関わらず、一人一人の人間の思いがもっと通じ合うといいのに。もうこんな悲しい現実を作り出すことはやめてほしい。

 私は思想家ではありませんし、OO主義とかでもありません。でも殺し合いは絶対に嫌です。俳優という職業は、こういった史実・現実を映す鏡でもあります。それができるものすごい職業です。歌い手も、こういったことを映し出していきます。だから、今回の現実をきちんと「知る」ことは不可欠要素であると思います。そして、真摯にうけとめて表現するに尽きます。演じ方、それにあたっての考えは様々ありますが、私は知っていこうと思います。

 人間の数だけ幸せと苦しみがあります。でも、どうかこれ以上、こんな憎しみ合いの苦しみが広がりませんように。



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