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2005/9/26

恩師  日記

 気が付いたら9月も終わりに近づきました、今月は早かったなぁ。

 今日は随分冷えました、秋ですね・・・。秋になると思い出すのは高校時代の演劇部のこと。はい、演劇バカでした。勉強も頑張っていましたが、私の生活の全てが演劇でした。唐十郎、鐘下辰男、野田秀樹、チョン・ウィシンといった高校生ではなかなかやらない戯曲ばかりを好んで上演していました。
 この時期は秋のコンクールへむけて夜遅くまで学校に残って練習したり、舞台美術を作っていました。今の私の原点です。同じ演劇部にいて、照明を専門でやっていた柳田充君は、今では東京で照明家として働いています。その当時の顧問の恩師は今でも高校演劇に全力を注いでいます。大阪の高校演劇を支える重鎮的存在です。
 自分の高校だけでなく、大阪・近畿大会の運営面でも全力投球で働いていました。その影響をうけた私達は、自分達の上演以外に、実行委員としても他校の照明も仕込み、大道具も運んで舞台裏を駆け回っていました。複数の高校で編成された実行委員の活動には普段とは違うおもしろさがたくさんありました。おかげでたくさんの交流が生まれましたし、今もつづいている人間関係もあります。何より、この実行委員としてもコンクールに関わることで、演劇の環境に身を投じることのおもしろさを得られたことに私は一番感謝しています。血が騒ぐという感覚でした。
 大阪には秋のコンクール以外に、夏に幾つかの劇場をかりてたくさんの高校が参加して行うフェスティバルがありました。しかし、私が大学に入ってから、毎年行われていフェスティバルが様々な事情から廃止になりました。近年それを復活させたのはやはり私の恩師でした。
 高校演劇だけでなく、日本の演劇そのものを愛した恩師は、演劇界の裾野を広げることに着目し、演劇教育を大切にしてきました。まさに裾野の一部が私達でした。まだ微力ですが、今ではその演劇界の一員です。熱い熱い高校時代の情熱が私の今を支えています。毎年この時期になると思い出しますし、恩師が全力投球で活動していることを思うと、よーしがんばるぞーと力が湧いてきます。明後日から宮城県に入って公演です。子供達が観る舞台、しっかりやりたいと思います。
 



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