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2006/1/28


1月28日(土)晴れのち雨

 11時30分に高柳さんと待ち合わせてお昼ご飯へ。昨晩はぐっすり眠れました。
 工事中のロッシオ駅近くのレストランでボリュームたっぷりのランチ、6ユーロでワインとパンとメインディッシュとデザートそしてカフェまで付きます!地元のおじさんたちでいっぱいになってしまいました。
 ウェイターのお兄さんも丁寧で細やか、地元ならではです。
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(アルファマはただ今街全体が工事中、ア・バイウカもお休み中でした。)

 「ファド博物館」とアルファマの「ファド・マイオール」へ挨拶へ。マイオールの主人・ルイスさんが温かく迎えてくれました。いつものように、お店にやってきた日本人の写真や、日本人ファドアーティストのCDを沢山見せてくれました。前回私が歌ったときの写真も壁に貼ってあって嬉しかったです。
 こちらに来る各国の観光客が「え!?日本人がファドなんか歌うの!?」と言うと、CDや写真を見せつけてやるんだとの事(笑)。ポルトガルにおける日本ファド界の宣伝部長はこの人です!
 火曜日に来る約束をして店をあとに。

 今回のリスボンでの宿泊はポルトガル菓子職人の智子・ドゥアルテさんが営むレンタルハウスです。リスボンに住んでいる感覚で滞在できます。6階なので眺めが最高!
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(部屋からの眺め。テージョ川が見えます。) 

 そして夜はもちろんこちら、「パテオ」です!懐かしい人達にたくさん会えてとても嬉しかったです。オーナーのドナ・リナがとても温かく迎えてくれて「帰ってきた」という気がしました。
 で、師匠アントニオ・パレイラ登場!「きゃ〜」って大騒ぎでした。ヴィオラのギリェルメさんにポルトガルギターのカルロスさんファディスタのシーコ、ドアマンのアルマンド!みんな元気で嬉しかった。
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(パテオ)
 
 残念ながらマリア・ベンタさんはまだ入院中とのことでした。もう歌えないかもしれないということを聞かされました。ショックで涙が出てきてしまいました。師のパレイラの曇った顔を見るのも初めてでした。
 「病院に二回行ったけどもう行かない。あんなに痩せて死んだように眠る彼女の姿はもう見たくない。彼女も苦しんだだろう。私の中の彼女はここで歌っている彼女だから、それがかき消される姿はもう見たくない。」
 痛かったです、心が痛かったです。天に突き抜けるような彼女の明るい歌がもう聴けないんです。あの明るさ、あの深い思い・・・。
 でも師が言うとおり、彼女の姿はここでのあの歌う姿、思いっきり抱きしめてくれたあの姿だから、私も彼女に無理に会いに行ったりしない事にしました。
 今日は彼女が教えてくれたファドを二曲ステージで歌いました。ギタリストも察してくれたようでした。

 それと、今日はパテオに思いがけない方がいらっしゃってました。ドゥ−ス・ポンテスのバックでポルトガルギターを弾いているパウロさん、私の歌を聞いた後に「東京に住んでるの?」と話しかけてくれました。
 「また東京に弾きに行くときは連絡するからね」と言ってくれました。休憩中にギターを借りて弾いていましたが、素晴らしい音でした。
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(中央がパウロさん。)

 やっぱり生のファドはいいです。遥々来て良かった、大好きな人達に会えたし、疲れを吹き飛ばしてくれる一夜でした。






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