Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2006/3/25

桜満開のあの日  日記

 今日は祖父の十七回忌の法事でした。

 親戚が集まって、ずっと祖母がお世話になっているお寺さん(尼さん)がおつとめに来てくださいました。私が物心着く前からのお付き合いの方で、私たちの成長もずっと見てこられた尼さんです。もちろん生前の祖父のこともよく知ってらっしゃいます。
 とても品のある方で、私は特に熱心な仏教信者という訳ではないのですが、この方のお経だけは素直に聞けます。

 祖父が亡くなった17年前の桜満開のあの日のお葬式でも彼女がお経を読んでくれました。出棺の時に、風が強まったかと思うと、満開の桜が舞い散りだしました。
 桜吹雪の中を祖父は旅立ったのです。私の目にもあの光景が焼きついています。

「私も絶対に忘れられません、みんなで送り出してくれはったんやね。」

 おだやかにそう言ってくださった一言が本当に嬉しかったです。

 お経を聞きながら胸がいっぱいになるなんて初めてでした。後に残り、これからも生きてゆく私たちのためにこの祈りはあるのだろうなと感じました。
 仏壇に毎日手を合わせ、家を守り続ける祖母のひたむきさにも頭があがりません。

 桜満開の日にみんなに見送られていったおじいちゃん、今もみんな、あなたのことが大好きです。




コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ