“職人尽くし絵”というのを、
←のリンクにある私のサイト“MrIijimaJournal”でやってるんですが、“職人”というのは、最初は、そう深く考えてつけたのではなかったのです。ただ、本田博太郎さんは、随分いろんな役柄をなさるなあ・・・役の上の職業だって、何十とあるかもしれない、と思っただけです。
しかし、“職人”というのは、本田博太郎さんの“役者”に対する姿勢をあらわす重要なキーワードかもしれません。
『週刊プレーボーイ 第14巻33号(1979年8月14日)』の記事「男の肖像 奇跡を驚異に変えた男−本田博太郎」の中に、
「職人気質の役者をめざすと 依怙地なまでに自己主張するしたたかさ」
という記述があります。この記事は、あの『近松心中物語』代役のあと、『ロミオとジュリエット』公演の少し前の取材を元にしていると思われます。キャリアのかなり初期から本田博太郎さんは“職人”を意識していたようです。
そして、『男優倶楽部 Vol.9(2002年10日4日)』の「Cult Personalities 本田博太郎」でも、
「またよかったら本田工務店にご用命くださいって。そういう職人意識はありますね。」
と、職人的に仕事をするという姿勢は一貫しているようです。
で、“職人尽くし絵”というタイトルは正解だったな、と一人悦に入るrokuya(←アホです)。しかし、1979年から2002年まで、一直線だったのか紆余曲折があったのか?途中の資料を探さねば・・・

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