本田博太郎さん観賞ノート

7月27日（水）“グループ魂”のNew SINGLE　『本田博太郎〜magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!〜』 発売

“グループ魂”といえば、阿部サダヲ、宮藤官九郎、杉村蝉之介ら、劇団『大人計画』のメンバーによるロックバンド。
その２ndシングル『本田博太郎〜magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!〜』が発売されます。
1stシングル　『竹内力』では、竹内力さんがフューチャーされてたど、
今回のも、本田博太郎さん本人がレコーディングに参加。
←にリンクありのマツ・カンパニーによれば「本人も超ビックリ！」だそうです。

発売日：2005年07月27日　価格：1,223円（税込）　KSCL-875　キューンレコード ・・・この7月散財月間になりそー・・・
“グループ魂”は↓ Diaryをお見逃しなく。
http://www.g-tamashii.com/

以前、本田博太郎さん＝浅野幸長の出番は第弐集以降でしょうと書いたけれど（以前の記事は、下のトラックバックから飛べます。自分で自分のBlogにトラックバックを送るってありか？）
第19話、およびそれ以前の回にも出番があったそうです。

去年、『真田太平記』に本田博太郎さんが出てると知ったのも第31話放送日よりも２、３ヶ月も前だったからなあ。

5月28日発売・レンタル開始の
『雲霧仁左衛門』1995−1996年ＴＶ版　ＤＶＤ届きました。

かといって、今イッキにＤＶＤ８枚15話を見るわけには参りません。
本編は措いといて、オマケの映像は何があるかチェックしました（食玩のオマケ目当てのガキみたいですけど）。

第一巻は、第一話スペシャルおかしら　本編70分。ＤＶＤ一枚分としては少々短いんで埋め草に何が入ってるかと思ったら、第一話から第十五話すべての予告映像。予告映像をつぎつぎ続けてみれば、走馬灯のように雲霧一党の物語が駆け巡るという趣向。
他の巻は、２話づつ入っていて、予告はそれぞれ次の回の分が入っている・・・じゃ、第十四話、第十五話のＤＶＤには“第十五話　最後の大仕事”の予告だけが入ってるかというと、そうじゃない。勘の鋭いあなたには、もうお分かりのはず。アタマにもどって“新番組　雲霧仁左衛門”の予告です。

メニューを選ぶと、仁左衛門、お千代、吉五郎など『雲霧仁左衛門』のあちこちから短いカットが次々と流れて、ナカナカメニュー画面にならないのが、ちょっとじれったい。２度目からは、さっとメニュー画面になるんで気の短いアッシは、メニュー→即再生に戻し→メニュー（２度目のメニューだからすぐに出る）とやってしまう。大体サ、メニュー画面にして何かしようってのは、本編をずうっと見てる余裕がなくてどこかの場面へ跳ぼうとか、何か情報を見ようという場合だからメニューの前置きが長すぎるのはどんなモンかね。
情報という事に関しては、ＤＶＤには池波正太郎の略譜しかありませんが、パンフレットが付いています。内容は、ちょっとした解説と、雲霧一党と火付盗賊改方の主要メンバーの顔写真＆配役、各回のサブタイトルなど。

『警視庁鑑識班１９
老女殺害の秘密を握るラーメン好きの車椅子少年殺人犯の匂いを追い続ける警察犬と老刑事の執念の道』
長いサブタイトルだね。

沢村技官シーンは４回。例によって土砂の分析、花粉。

傑作は、沢村シーン　その�A
まずは、報告に行った第一現場鑑識の部屋の入り口で、同じく報告しに来た法医の石田技官と鉢合わせ。お互いに慇懃に譲り合って、「イエイエ、どーぞ」と石田技官を先に行かせる。まじめでさわやかな石田技官の報告に対し、沢村技官の報告は・・・「えー、ガイシャの靴底に付着していた土砂から」以下、間の取り方、レポートを示し体をかがめた様子、説明しながら一人一人の顔を見上げる仕方。
科捜研第一化学の技官は、とうとう、不思議な品々をひさぐ怪しい行商人になったか・・・と笑いがこみ上げてきました。オモシロイねえ、こんな風に演じるなんて。

それから
沢村シーン　その�C
田原警部補（林隆三）の「麺？」に対し答えた、
「ハイ・・・たとえば・・・・・ラーメン」この間がなんとも、ハヤ。
ラーメンっていうのに、そんなにもったいぶるなっての。でも、好い！

マツ･カンパニーのサイト
http://www.matsu-c.com/actor.html
にも、アッシェンバッハ教授が登場したね。

映画『ヴェニスに死す』は、美しくて無惨で官能的、そしてアッシェンバッハは滑稽でもある。
ダーク･ボガード演じるアッシェンバッハは、原作の小説家ではなくて作曲家で指揮者。容貌がちょっとグスタフ・マーラーを思わせるところがあります。マーラー、この映画をいっそう印象的にした音楽、交響曲第5番の作曲家です。マーラーの官能的な音楽が、そのままアッシェンバッハのためいきに聞こえるような感じです。
彼のまわりの色々な手違い。付きまとう化粧した老人。美少年タッジオ（ビヨルン・アンデルセン）に心を奪われて、ひそかに後をつけるアッシェンバッハ。今ならストーカーといわれそうだけれど、アッシェンバッハ、控えめに控えめに、しかししつこくタッジオの姿を追い求める。コレラ蔓延中のヴェニスの街には消毒薬が撒かれ、路上で病死者の持ち物を焼く火がくすぶる。
ホテルに入り込んだ芸人たちの中にも、化粧した老いた男がいるのが不吉な感じだ。芸人たちは「ワハハ、ワハハ」と嘲るように歌ってましたな。（少し前、テレビのＣＭで同じように、ワハハ、ワハハとやってるのがあって、ゾッとしました。）
で、タッジオとわが身、我彼の差に嘆息するアッシェンバッハは、床屋に「これで恋ができますよ」と、髪とヒゲを黒く染められ化粧をされる。アッシェンバッハは、その化粧された姿で死んでしまうんだったな。髪から黒い染料が一筋、死顔を伝う・・・無惨で滑稽でした。

こんな、映画じゃなかったかな？随分前に友人宅でＬＤを見せてもらった印象です。

が、『カミュなんて知らない』のアッシェンバッハ・中條は、生きつづけるんだそうです。

↓の記事中に、『カミュなんて知らない』がチョコッとだけ。４分間、スタンディングオベーションがあったそうだから、好評だったらしい。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2005/05/20/05.html

記事の大部分は『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』（←十字架にかけられたイエス・キリストが口走った言葉＝神さん、神さん、何でわしのこと見捨てるんや？・・・バッハ関係で、どっかで聞いた言葉だと、マタイ受難曲のスコアひっくり返しちゃったよ。ウン、ありました）関連なんで、すんません。カンヌ映画祭“ある視点部門”に出品のこの映画は、ウイルスによる“自殺病”が蔓延する10年後のハナシ。

『ぶるうかなりや』が、しばらく前から↓のリストに載ってるねえ。

http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=117871

見ればわかるとおり、リストアップされているのは劇場公開映画、オリジナルビデオ、それにＤＶＤ化（あるいはビデオ化）されたテレビドラマ作品です。ということは、ｗｏｗｏｗで放映後短期間でＤＶＤが出ると思っていいのかな？