『愛してよ』について、ちょっとデータ追加。
撮影は2004年3月から4月にかけての約3週間。
最初の上映は
2004年10月29日 第17回東京国際映画祭の協賛企画“リージョナル・フィルム・フェスティバル2004(RiFF)”(10月29日〜31日)での上映。場所はラピロス六本木オリベホール。
ついで、
2004年12月4日 函館港イルミナシオン映画祭(12月3日〜5日)で。函館山山頂クレモナホール。
2005年2月19日 第15回にいがた国際映画祭(2005年2月18日〜27日。
そして
2005年10月29日から新潟市内で先行ロードショー。
2005年12月17日から東京渋谷で・・・などは“見張り用”と題した記事中のとおり↑。
監督:福岡芳穂 脚本:橋本裕志、李正姫
撮影:柴主高秀 音楽:岩代太郎 美術:佐々木記貴
製作:『愛してよ』製作委員会
配給:マジックアワー + ステューディオスリー
福岡芳穂監督って、聞いたことあるなー・・・と思ったら
『侠道』(2000〜2001年)の監督&脚本、それに『平成残侠伝 血闘』(1999年)の監督でした。
どちらも、タイトルには“侠”の字が入ってるにもかかわらず、いわゆる任侠モノ・極道モノとは少々異なる雰囲気を持っています。『侠道 完結編』の“10億円”をめぐる展開の毒気を含んだ滑稽味とか、『平成残侠伝 血闘』の叙情味とか、よいんだな、ナカナカ。
博太郎さんの役は、『侠道』5巻6巻の蔵元代議士、『平成残侠伝 血闘』の寺田で、キャラクターは随分違いますが、どちらも凄く印象的です。寺田は、一見ノンシャランな流れ者の殺し屋に見えて、哀感を漂わせる・・・エ〜な!
『愛してよ』では、博太郎さんは、どんな事務所物色ぶりを見せてくれるのか。
この映画での博太郎さんの注目点、もうひとつ。それは、髪の長さ(クダランと言わば言え)。
2004年6月の『猿飛佐助 闇の軍団』の撮影では、小助役の博太郎さんは短髪にして「キャラクター作ってきたんでこれでやらせてください」、でした。
その後、7月撮影の『絶壁・・・』の向井役も短髪(明朝、NHK総合でやるジョ)、8月から9月にかけての『カミュなんて・・・』や『相棒 3rdシーズン』でも短髪、その後、ずうっと短い。去年の夏・初秋に放送された2時間ドラマでは、『検事霞夕子23 すれ違った愛』(2004.08.10)、『女の中の二つの顔』(2004.08.25)、『雨月物語殺人事件』(2004.09.03)では長めの髪で、『産婦人科医・南雲綾子4 母娘の絆』(2004.08.24)は短髪。
2004年の3、4月は、髪はすでに短かったのか、まだ長かったのか!
(新潟で『愛してよ』見た人に聞きゃわかることだけどさ・・・)

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