本田博太郎さん観賞ノート

これが、今日の『仮面ライダーカブト』の放送でお見かけした、加賀美陸氏。といっても、予告です。「そうか。遂にカブトが・・・。」この声がなきゃ誰かワカランぜ。
今日の放送に登場していた側近の三島正人（弓削智久）だってシルエットにメガネだけが光る状態だったんだから、ボスもシルエットかもね。
ずーっとそうか？・・・まさか、そんな。

『仮面ライダーカブト』＠テレビ朝日系　
2006年1月29日(日)から毎週日曜8:00放送

キャスト
天道 総司（仮面ライダーカブト）：水嶋 ヒロ
加賀美 新（ZECTの見習い隊員）：佐藤 祐基
日下部 ひより（Bistro la Salleのアルバイト店員）：里中 唯
岬 祐月（ZECTのメンバー）：永田 杏奈
天道 樹花（天道 総司の妹）：奥村 夏未
田所 修一（ZECTのメンバーでチームリーダー）：山口 祥行
竹宮 弓子（Bistro la Salleの店長）：西牟田 恵
三島 正人（ZECTのボスの側近）：弓削 智久
今日はオヤスミ：加賀美 陸（ZECTのリーダーで新の父親）：本田 博太郎

スタッフ
原作：石ノ森章太郎
脚本：米村正二
監督：石田秀範、田村直己、長石多可男（第1話監督は石田秀範）
AC監督：宮崎剛
特撮監督：佛田洋
撮影：いのくままさお
音楽：はい（草冠に配）島邦明
美術：大嶋修一
録画したファイル名は『仮面ライダーカブト』の後に『最強男』って付いてたtけどこれはナンだ？第１回のサブタイトルか？

今日、『岡本喜八　SOLDIERS 戦場編』が届きまして、６枚組みのうち早速『独立愚連隊』と特典ディスクをば・・・『大誘拐』や『ブルークリスマス』の予告編とか『喜八監督がいた』など。

東宝をやめて間もなくニューヨーク・ジャパン・ソサエティに招かれた岡本喜八監督はスピーチの締めくくりに“Kihachi is only B class. I try harder.”なんでも、英会話の本に載っていた米レンタカー会社の宣伝文句“AVIS is only No.2. We try harder”をもじったものだとか。

夕刊フジの“ひとりごと”2日目(2006.01.17)の見出しは“Ｂ級のトップにいてやる”。なるほどなぁ・・・というところがありますが、岡本監督と同じようなことをいってるんだなぁ。

本田博太郎さんは、スカパーで『魂の合同コンパ一次会』をご覧になり、向井徳治郎＝向井秀徳を高く評価なさっていたとか。
http://d.hatena.ne.jp/rysheep/20060122

先日、22日TBSラジオの『キック・ザ・カンクロー』でそんな話題があったらしい。『キック･ザ･カンクロー』の放送は↓のとおり。マークをつけたところでは、22日の放送分が聞けるかもしれない。ウチんとこは、済んじゃってる。一週間遅れ放送ってことはない、よね？
TBS 　日曜 22：00〜
HBC 　土曜 23：00〜
青森 土曜 21：30〜
秋田 水曜 23：30〜
TBC 日曜 21：30〜
新潟 木曜 23：30〜
北日本 木曜 21：20〜
CBC 日曜 22：30〜
RSK 水曜 23：30〜
西日本 土曜 23：00〜
高知 水曜 21：00〜
宮崎 土曜 22：00〜
琉球 水曜 23：30〜
たぶん、宮藤官九郎さんたちとゲストの向井秀徳さんの間で、「本田博太郎さんがね・・・」という感じでハナシにでてきたんだろね。

TV情報誌によるとフジテレビ系の金曜エンタテイメントは２月１７日19:57からの分だけ内容未定。さてはと探すと
時代劇専門チャンネル瓦版に
『鬼平犯科帳スペシャル　兇賊』 2/17（金） 全国フジテレビ系列にて放送

昨年暮れの“時代劇マガジン13号”によると
長谷川平蔵：中村吉右衛門　久栄：多岐川裕美
小林金弥：中村歌昇　酒井祐助：勝野洋　木村忠吾：尾美としのり
村松忠之進：沼田爆　沢田小平次：真田健一郎
三井忠次郎：中村吉之助　竹内孫三郎：中村吉三郎
山崎国之進：中村吉五郎　松永弥三郎：宮川不二夫
おまさ：梶芽衣子　小房の粂八：蟹江敬三　大滝の五郎蔵：綿引勝彦　伊佐次：三浦浩一
三次郎：藤巻潤　おとき：江戸屋まねき猫
鷺原の九平：小林稔侍
網切の甚五郎：大杉漣
野尻の虎三：徳井優　文挟の友吉：伊藤洋三郎
天野彦三郎：神山繁　山本利右衛門：醍醐貢介
馬返しの与吉：本田博太郎　お葉：中原果南
おもん：若村麻由美

この地方のフジテレビ系は時代劇にツメタイ東海テレビ、全国でやる『鬼平・・・』をやらないのか、雑誌の発行に間に合わなかっただけか？さ〜て・・・

風間昭平（北大路欣也）が、富山西署に赴任してくる。その刑事一課の課長が柳原富雄＝本田博太郎さん。そりゃナ、“・・・がや”にしろ“・・・ちゃ”にしても博太郎さんの富山弁はかなりムズカシーちゃ。とはいっても地付き地生えでツワモノ猛者の刑事としてよそ者の上司を迎えるんだから、方言らしきものは喋らんならんが。
風のように飄々融通無碍の風間（さすらい署長だからネ）に対する柳原課長、ちょっと『十津川警部シリーズ28　陸中海岸殺意の旅』の佐川警部風になるかと思ったけど、あーいう怪演気味リキの入り方にはなりませんでした。『陸中海岸殺意の旅』とはちがい今度は軽妙な副署長・山県芳郎（笹野高史）がいるので、柳原課長はムリにコミカルにすることもないわけです。わざとらしく滑稽にやらなくても、風間署長に対する間が微妙におかしい。こういうのいいです！『武蔵　MUSASHI　第17回　おのれの道！』の笹野さんは、やたら重くシリアスな宮本武蔵（市川新之助）と田口玄竜（本田博太郎）の間で妙に浮いてましたが、今回は軽さが生きてます。

事件は、中江紀一郎（三浦浩一）の殺害。加納教授（大林丈史）のいう中江の死体の傷の不思議はあまり不思議でもない。・・・右側頭部の打撲については生体反応の有無をいわないってのは、脚本（あるいは原作）で不思議さを醸しだそうしたためか。

殺された中江紀一郎は、恋する中年男なのか業突く張りの思い込み男なのか。アルビノーニの“弦楽とオルガンのためのアダージオ”に乗って千佳子（高橋かおり）に迫る。う〜ん、こういう役柄は博太郎さん向きではないか？中江紀一郎＝本田博太郎でもいいような気がします。しかし、入れ替えて柳原課長＝三浦浩一とすると、こっちのほうはしっくり来ないです。やっぱりこの配役か。

さすらい署長こと風間昭平：北大路欣也
中江紀一郎（メインの被害者）：三浦浩一
その妻・美和子（利三郎商店の長女）：北原佐和子
北森香苗（利三郎商店の次女）：喜多嶋舞
北森千佳子（利三郎商店の三女・鋳物師）：高橋かおり・・バイオリンは誤魔化せません。弾かないほうがいいです。
北森利三郎（利三郎商店の当主）：神山繁
富山西署副署長・山県芳郎：笹野高史
刑事一課課長・柳原富雄：本田博太郎

原作：中津文彦『とやま地獄谷殺人事件』カッパノベルス・光文社
脚本：中岡京平、関本郁夫
監督：関本郁夫
撮影：伊藤嘉宏
美術：吉原芳郎

お、そうだ。“地獄谷”は倶利伽羅峠近くの地獄谷でした！

先日、rokuyaの掲示板（サイドメニューに記事タイトルを載せてるヤツ）で、本田博太郎さんの1982年の出演作品が異様に少ない、もしや干されてた？・・・などと由ない戯れ言を書いていました。
映画は１本もなくて、もちろん1982年はオリジナル・ビデオなどはありません。
テレビの出演は、今のところ私が知っているのは
『女・かけこみ寺』JNN系列のポーラテレビ小説と『新・必殺仕舞人』ANNの２本の時代劇だけ。

とはいっても、
『新・必殺仕舞人』は金曜日の1時間番組で、７月２日から９月24日。　
『女・かけこみ寺』は、月〜金の毎日12:40〜13:00で４月５日から10月１日の半年間、130回です。全部出演かどうかは不明。
そして、1983年1月には『出逢い・めぐり逢い』（全27話1983.01.20〜1983.07.28 JNN系列）が始まってるので、“干されてた”疑惑はないでしょう。

ただ、この時期未発掘作品が多いのは確か。
今日も今日とて、ふと立ち寄ったブログ、ペリエ北原さまの
“ちょんまげエブリディ”で、
『御宿かわせみ２　第021話　吉野の女』のゲストに本田博太郎さんの名を見かけました。“吉野の女”は自分と母を捨てた父に会いに江戸に出てくるんだけど、父は不在。父は木更津へ行って留守だと告げる息子というのが博太郎さんか？
『御宿かわせみ』はANN系列にもあるけれど、それはスペシャル単発で、第21話というからにはNHKだろう・・・いろいろ探すとこれは、NHKの真野響子版『御宿かわせみ２』らしいことがわかりました。放送日は1983年3月30日。こちらのサイトでわかりました。

真野響子版『御宿かわせみ』はDVD第六集まで出ていますが、『吉野の女』は収録されてない。残念！

長い・・・別にタイクツしたわけじゃないけれど―迫力満点だからね―2時間半かかるとは思ってなかったんで、予定狂っちゃったよ。

その長い映画の中で、古村啓蔵司令官（本田博太郎さん）の出番は、大和の沖縄特攻の命令を聞いて思いっきりイヤミな質問をするところだけ。着席後、伊藤司令長官（渡哲也）を凝視する表情、恨みを含んだような表情はナカナカよかった。

いい映画だと思うけれど、最後の神尾老人の結論めいた述懐は蛇足じゃないかな。ちょっとシラケました。

公開：2005年12月17日
監督・脚本：佐藤純彌（脚本、当初の野上龍雄は降りたらしい）
撮影：阪本善尚　特撮監督：佛田洋
美術：松宮敏之、近藤成之　音楽：久石譲

客は、高齢者が多かったです。実際に兵隊に行った人というよりも疎開したり学徒動員されたりした年齢層の方々だと思いますが、この映画を見てどのような感想をもたれたのか、聞いてみたいような気がしました。