本編見たり、やむ落ち見たり・・・カットされてる部分なので『EAST MEETS WEST』のように同時再生で見比べるなんてしません(同時再生の妙にエコーがかかって異様な奥行き感が出た音声は癖になりそうですが)。
今回のやむ落ち集は、ベストテン形式。クリスマスの飾りつけがされた広島の某ホテル(『大帝の剣』ロケ中なんだ)から、堤監督が解説してます。撮影したものから、一部をカットすることを“つまむ”というなどとネ。
何で落としたんだ!ってのもあれば、なるほどつまんで正解かも・・・もあります。
新島教授=本田博太郎さん関係はベスト10中
第9位 奈緒子の推理を検証する暗黒中年 有名科学者チーム+上田(阿倍寛)&奈緒子(仲間由紀恵)
・・・新島教授、アップで喋るところ1つカット。なんでつまんぢゃったんだよ。それと「あの女が確かにそれをやったという証拠はないんでしょ」という大隈教授の言葉に不安を煽られたその場の全員(暗黒中年+上田&奈緒子)が大隈(小木茂光)の金平糖に手をのばす。これ、なんで切っちゃたんだ。
第8位 どんと来い!超常現象パート4 新島教授+上田&奈緒子
「うまくいけば、『どんと来い!超常現象パート4』が書けるじゃないですか」と“どんと来い!”のジェスチャー。上田も“どんと来い!”宇宙人も。
火星のバンガローの外で二人に寝ずの番をさせる新島教授、科学の進歩のためとか上田にもメリットがあるとか、いうワケです。おもしろいけど、これはつまんで○ではないかな。暗黒中年3人組の中では、キャラクターが今ひとつクッキリしない新島教授ですが、何のためらい・遠慮もなく他人もしくは他人の物を使ってしまう教授というあたりが特徴かと思ってます。第9位のシーンでも新島さんは、福澤(大和田伸也)の「それは私の布団」に座ってたし。やむ落ち第8位の部分があると、それもぼやけてしまいそう。
でも、オモロイ。
やむ落ちの中のやむ落ちにも、新島教授のセリフ。
やむ落ちベストテンと11位〜20位とやむ落ちの中のやむ落ちで1時間37分30秒くらい。ホントにおもしろいんだけど、まさか初めッから“やむ落ち”用に撮ってるなんてないだろうな。
『トリック 新作スペシャル』GNBD-7283 2枚組
放送は、2005.11.13 ANN(日曜洋画劇場特別企画)。
監督:堤幸彦 脚本:林誠人

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