正月があり、新年のいろいろな行事があって、一年の第一の月である月日があっという間に消えて行った。酒屋のオヤジが取引する食品問屋が主催する展示会が、大阪の帝国ホテルで催されているので、のぞいて来てはと言ってくれたので家人が出掛けて行った。手に余る展示見本を提げて引きあげて来たので、戦利品?を見ると、健康志向品が多いことに気づく。ルイボスティ、ザクロジュース、発酵食品(キムチなども)、マヨール(卵不使用のマヨネーズ)、指定医薬部外品・・・等であった。話を聞くと、便利で簡単に調理(と言っても温める、混ぜる、のせる)できるものが多く、それでそれなりの味になるので、こと料理に関しては主婦などいらないのではと思ったそうだ。
一月末の今日は皆の気もせくのか事故が多い。生活保護者の受給日で近所にある銀行の前には行列ができるほど受給者が溢れていた。年末の支給が早くされていたので、正月気分が尾を引いていたのか今日が待ち通しかったのだろう。そんな目の前で自転車に乗った酒を帯びた人が車にはねられる事故があり、現場周辺が一時騒然となった。車線規制があり渋滞した。飛ばされたそうで動かなかったので生死は定かでない。救急車やパトカーのお世話にはなりたくないものだと野次馬がはなしていた。ところが又、夕方、バイクと外車の事故が発生、これは停車していた外車が後方確認せずに発進したためのようであったが、双方が良い人?で警察が示談をすすめ円満に解決しそうであった。もう一つの事故のため救急車は大分遅れて到着した。ゆっくり落着いて行動すること、周りをよく見ること、歳を重ねればなおさらのこと、春を待つなかでの今日の教訓であると、自戒している。
―今日のわが愛誦短歌
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カフェ・オーレいく杯のばまなぐさまむ
喝食のごとわれはかはきて 山中智恵子
―今日のわが駄句
・待つ春を去り行くものと決め込まず

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