日がかんかん照るなかをマスクをして、日陰を選んで罹りつけの診療所に出かける。いつの間にやら高層のビルが建て込んでいて日を避けることが難しくなっているので高速道路の下しか日陰が無いようになっている。血圧、心臓と検診されて異常なしということで、炎天の街に出る。新型コロナウイルスの収束がないまま、年寄りは外出を控えよとのお達しがあるので運動不足で足腰が弱っている。汗を拭き拭き帰宅の道を喘いで行く。帰るなり梅雨明けの発表があったと家人に告げられる。やっぱり昨夕の雷雨が梅雨明けのシグナルであったのだろう。例年より10日も遅い梅雨明けであるらしい。よくも降ったりの感がある梅雨であった。今夕も急な驟雨で慌てふためいている人々のなんと多かった事か‼
月末の微妙な出来事に出遭った日であった。
夕立が今日もありしとずぶ濡れの家人を見たり雷せぬに


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