朝の散策で知り合いの飲食店の経営者に遇うと、大阪など7府県もきょうコロナの感染拡大を阻止するために緊急事態宣言をするそうだが、午後8時までの営業要請に、酒類の提供が午後7時までとなっており、それに応じたら1日6万円の協力金が支われるらしい、という。開店は午後3時で2時から準備しなければとなるが、それは時間のすり合わせ、実際に来客がある筈がない。応じなければ店名を公表するとなっているのだがどうしたら良いのかと迷っている、と愚痴っているところにもう一人の同業者がやって来た。罰則規定がない要請なのだから、店名が公開されても、店の名前を宣伝をしてくれるのだから何も時短しなくても、朝まで商売している食堂の大手もあるのだから、お前とこまで、くよくよすることはないと、変な知恵まで言い出す手合いである。「程度の低い稚児に飴玉を舐らせて、行儀作法を教えるようなものだ」と云って消えてしまった。飲食店関係者には複雑にして怪奇な心理状態になっているようだ。
向こうから昔のラガーがやって来る老いぼれていて腰曲げている

6