すっきりしない梅雨曇りの週明けの朝である。関係する会社が取引先で、対象月の売り上げが2019年または20年と比べて50%以上減っている中小企業に、月最大の20万円の月次支援金が給付されることになり、5月末までに申請すれば法人では最大60万円の給付があるという。その申請手続きに懸かり付けの公認会計士の堺市の事務所まで出かけて行った。久しぶりの外出でコロナ禍を意識しての運動不足で足腰の弱りが厳しく、腰の張り具合で介添えの妻の腕以外にはじめて杖の助けが必要になってしまった。地下鉄で天下茶屋駅へ、南海高野線に乗り換え、堺東から三国丘駅で下車、都度エスカレーターとエレベーターの世話になって、然したる歩行もなく無事に申請の手続きを済ませた。
また、大阪市の高齢者のワクチン接種の日時がやっと判明してほっとしている。そして、子猫が一匹倉庫に迷い込んでいた。兵庫県の娘が気に入って飼うと言って連れて行った。ハイカラな名前まで付けていた。それは「モヨ」強い感動、詠嘆。魂、心。スワヒリ語であるらしい。実はソックリな先住猫がいる。親子と見まごうばかりでラインで妻が写真を送ったのが発端でこの仕儀となったらしい。もう哺乳瓶も買っており、これから獣医さんのところに行くという。交通事故や、カラスにさらわれてもおかしくない状況下で無事に育つ仔猫は少ない。モヨは大切に孫に抱かれて行った。
さびしさに眠り続ける子猫なり可愛いと抱かれ連れられて行く


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