月末の日曜日である。今月が関係する会社の決算の月である。コロナ禍で今期も芳しくなく過ぎて行くのだが、毎年恒例になっている「上方漫才コンクール」の模様が録画してあるので鑑賞することでコロナ禍の憂さを晴らそうとしている。もう51回目になるのだと、初回から欠かさず上方の漫才師の動向を観ているのだが、そのハイレベルには感慨一入の感を覚えている。
「十日戎」の大祭は来年どうなるのかと思いながら、縁起ものの販売に参加している、奈良からの知り合いも、旧来からの販売場所のマンション化の移行で立ち退きを言い渡され、代替場所の物色をして欲しいとの要求があった。先の「上方漫才コンクール」ではないが半世紀も経てば、その変化もまた複雑なものがあり「十日戎」という祭礼の形式も変化するのではないかの価値観の大問題も考えねばとの話も飛び出す始末。そんな午後のひと時があった。
秋の花カンナの黄色きビル跡地数万人が行きし道かな


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