昨晩、仕事も終わり、猫達がワタシの帰りをシッポを長く立てて待っているだろうと家路を急いでいた。^^
ちょっとコンビニに寄ってビールでも買おうと思った。ついでにクルマの雑誌を立ち読みしてみようと、右手の本コーナーを見た。
ワタシの1番嫌いな状況がそこにあった。
20代半ばの男が2人並んで本の陳列棚にマンガを乗せ、尚且つ、体を棚に押しつけて読み漁っている。
ムカムカとしてきた。クルマの雑誌はその男が乗せている本の真横にあって、取り合えず手に取ることは出来た。ワタシはパラパラとめくりながらその男の観察をしていた。
もう、雑誌の中身なんてどうでも良くて、こいつをどうしてくれようと考えていた。こういう無神経で人への迷惑などこれっぽっちも考えない若者が増えたことは、本当に嘆かわしい。日本人はかって、世界でもっとも勤勉で優しくて思いやりがあって、犯罪者の少ない国民であったはずなのに…。
ちょっと前にどこかであった事件が頭をよぎった。コンビニの雑誌コーナーでやはり同じようなケースを注意した男が、その注意された男にヒドイ暴行を受けて、コンビニの店員に110番を頼んだら、店員は「そんなことは外でやってくれ」と無視した為に、またまた暴行を重ねられたというものだった。
ワタシは本を棚に戻し、隣の男を「じゃまだろう?!」と言って押しのけ、その辺の本を探すフリをした。男は見ている本から目を移すことなく、知らんぷりをして下がった。
これだからイヤなんだよね。
「ジャマだ」と言われて押しのけられたら、謝るか、相手を睨みつけるかのリアクションが欲しいよね?(笑)
こちらは、注意する以上は(いや、手を出した以上は…か?)後者を想定しているんだから。その為に事前に数分間、相手の観察をしていたんだからね。(笑) いくらなんでも、相手が狂暴そうな奴だったら、こちらも知らん振りします。(爆)
そんなことで、ビールとおつまみを買い、車に乗ろうとして、ふと店内の雑誌コーナーを見たら、その男がずっとワタシを見ていたことに気づきました。その男は注意されて、何を思ったのか? 今も不明です…。
さて、今日は天気の良い土曜日です。今朝7時前に枕元に目覚ましとして置いてあるケイタイの呼び出し音に目が覚めました。見ると、どうやらお客さんからの電話のようです。仕事場の電話はケイタイに転送するようにしています。
今までに何度か来てくれているお客さんでした。
「今日は早朝からゴルフなんですが昨晩ギックリ腰になりました。なんとか今からやって貰えませんか?」
「うう〜ん。それは大変ですね? ゴルフですか? ホントは10時からなんですけどね」
「はい。すいません。それは承知の上でなんとか…」
「じゃ、8時から行きましょう」
ということで、今朝は8時からお仕事です。いつもは8時まで寝ています。(笑)
そのお客さん、
「今日はとても大事な仕事なんです」と言ってくれたら、もっと素直に1つ返事でOKしたんですけどね。(笑) しかし、ワタシも昔はゴルフ三昧の時を過ごした訳でして、気持ちは良く分かります。
腰を見て、「これは多分一発で良くなるな」と判断しましたが、必ずしもそうとは限りません。一応、脅しをかけました。(爆)
「ギックリ腰というのは運が良ければ1度で良くなることもありますが、ヒドイ場合は2度3度の治療が必要な場合もあります。さあ、どうなるものやら」
ギックリ腰になってもゴルフには行く気マンマン。それも午前のハーフは断ったのかと思えば、スタートを最後尾に変えてもらったとのこと。
うう〜ん。男はそうでなくてはイカン!(爆)
左腸骨の後方変異(PI)を矯正一発。「カツン」という音と同時に彼はニコニコとします。
良くなったという直感でしょうね。(事前にギックリ腰の原因と矯正方法を説明しています)腰や肩が良く廻るように、脊椎を一通り矯正して終り。
イソイソとゴルフに出かけていきました。^^
さて、明日は当院は休みです。のどかな春の里川でのんびりと釣りをしてきます。
陽光にきらめくゆるやかな流れ。青い空に伸びるフライライン。向こう岸の高い空で鳴き続けるヒバリの声。頬をなでていく風。ゆっくりとライズを繰り返す大型のエノハ。たった1人であるという贅沢。自然に囲まれ孤独を楽しむという贅沢。
突然、水面を這うように飛んで行く青い宝石、カワセミ。
明日は大物エノハと遊べたらいい。遊べなくてもいい。
フライフィッシャーが立つ川には、何ものにも替え難い至福の時が流れている。世の中がどんなに変わっても決して変わらないモノ。それを確認する為にフライロッドをゆっくりと振るのだ。
もっとゆっくり! そしてその一瞬、一瞬が大切なのだ。その一瞬に意識を!

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