GWがやっと終わった・・と言っても、それは世間でのこと。
ワタシは3日の午後からと4日と6日を休んだ。
その間、仕事が忙しかった。昨日も今日もGW明けということで、とても忙しい。それでも、こうやって書くんだから・・大したもんだ。
小説もちょっとずつ書いているし。
さて、
福岡で就職した娘が3日4日と帰ってきたが、3日は3人の予約を受けていたので、それが終わって2時から国東半島へドライブ。娘が今のうちにクルマの運転に慣れておきたいというので、娘に運転させた。
富貴寺経由で高田に行って昭和の町を散策。そこで高校時代の友人とばったり。と、言ってもついこの間、恩師の家に彼も呼ばれていたので、「久しぶり」という訳でもない。一緒に山登りをすることを確認して別れた。

国宝 富貴寺
その日の夜は娘が初任給で御馳走してくれると言うのでご相伴に預かった。ちょっと使わせすぎたかな?と思ったけど、どうやら娘の予算以内だったらしかった。^^
まあ、その辺、お互いの気持ちが大切です。
翌日もドライブ。
今度は佐賀関経由で海岸線をずっと走って臼杵、津久見へ。もちろん、娘が運転。
最初は心配していたが、意外と?運転上手だった。娘に言わせると、「大分の郊外を走っても練習にならんね。福岡は車線変更が恐い」 ごもっともなご意見です。初心者や都会慣れしてない人には難しいでしょう。
佐賀関の道の駅の向かいの山手にある工房の前では、某知り合いが誰かと海を眺めながら話しをしていた。
この日の海はホントに奇麗だった。
津久見では伊勢正三さんの生家があった「海岸通」や、「青い夏」のイメージが出来たであろう、「古い校舎を見下ろす丘」に登り、正やんの通った津久見第一中学の校舎を望み、小舟が波を曳いたであろう「銀色に光る夜の海」は青く澄み渡る昼の海だったけど、穏やかに波一つ無い津久見湾が一望できた。
みかん山もあったが、穏やかな晴れ空の下には風が近づかなかった。(笑)
と、いうことで、今回は『青い夏を訪ねる旅』でもあって、色々と写真を公開するはずだったけど、そのすばらしい程の美しい丘に立ち、ホンモノの風景を見た瞬間、ワタシは自分の過ちに気が付いたのだった。
ソンナコト シテハ イケナイ。
ワタシ等がその丘に登った時、ちょうど高校生のカップルが居たんだけど、きっとその時のそのことがずっと彼らの記憶に残っていくのだろうと思った。
人様の記憶やイメージに立ち込んではいけない。
「青い夏」を聴いて、皆、人それぞれのイメージが出来上がっているはず。それが例え本当に歌の舞台になった場所であったとしても、それが紹介するにふさわしい美しい景色であったにしても、それは紹介するべきではないのだ。
ましてや、正やん自身がこの場所をイメージして作ったと発表していない以上、ワタシが勝手にここですよ、なんて言えるはずがない。
こうして、ワタシの「青い夏」は当然そうあるべき形で、ワタシの心にまた深く刻みこまれ、一人納得しながら「青い夏 風が近づく ミカンの白い花♪」と歌いながら丘を降りたのだった。
「好きなのに 離ればなれを ずっと恨んであげる ずっと見つめてあげる」のサビの部分を歌う頃には女房と娘は「こりゃダメだ」とあきらめていたに違いない。(爆)
いや、女房もこの歌好きなんですよ。^^

臼杵の二王座も歩いてみました。何回目だろう?
そろそろ「連載小説 その2」の締切日?が近い・・のか?

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