今期の渓流釣りも今月いっぱいで禁漁期に入る。
今年は登山を始めたので、春先に●やんの釣り番組の撮影時とその翌週に行ったのと、8月位に行ったような気がする。覚えていない位にどうでも良くなっている。^^;
30年以上フライフィッシングを続けているので、釣行回数が減ったからといって腕や勘が鈍ることもないが、筋肉は鈍る。
前回行った時に痛切に感じた。バンブーロッドを2時間も振っていると腕がだるくなった。以前は釣行回数がかなり多かったので一日中バンブーを振っていても何と言うことはなかった。
バンブーロッドはカーボンロッドなどに較べたらたぶん5倍位の重さがあるだろうし、シナリも大きく粘っこいものになるから筋力的には10倍位の差が出てくるのではないか?
それでもバンブーロッドを使い続けるのは、それに値するだけの面白さがあるからに他ならない。
いや、こんなことを書く気はなかった。
禁漁に入る前に一度釣りに行こうと思っていて、作戦?を練っていたが最近仕事が忙しくて休みがとれない。それで、祝日の今日こそはと思ってクルマに道具を積み込んだのは昨日のこと。
天気予報では台風などの影響で雨。でも、午後からはきっと上がって、
曇り時々小雨のまあまあの天気だと読んでいた。長年の経験で
『釣りに行きたい、でも雨が降っている』日の天候変化の読みは良く当たるのだ。^^
ところが、昨夕、常連客から今日の予約が入った。一瞬、迷ったけどすぐに
「10時なら」と受けた。 11時からゆっくりと行って、どうせ雨が上がって釣りが出来るのは2時過ぎだろうと踏んだからだ。
さて、今朝からかなり強い雨。
『この雨だと厳しいな・・』と思いながら仕事をしていたらまた予約の電話。
「ウウム・・」
「11時からならいいですよ」(2時に着けばいいだろう)
また電話。
まだ迷っている。
「13時からなら空いてますよ」
ここで限りなく釣りが遠のく。
そして電話が鳴る。
「3時から空いてますか?」
(うう、もうダメだ。今日は中止)
ちょっともったいぶって「ええと・・。3時ですね、3時と・・。ちょっと待ってくださいね。ああ、3時空いてますよ」(最初から空いているんだって。笑)
そんなことで3時からのお客さんが来る間にこうして書いている。
表通りは読み通り雨が止んだり小雨だったり。経験上、竹田は雨が上がっているに違いない。
まあ、そんなことで月末までに休みを作らねばならない。何としても・・。
(それにしても、これと同じようなこと、前に書いたなあ。内容から文体まで殆ど一緒じゃないだろか?)
竹田ではこの時期、雨が降る度にダムから大型ヤマメが溯上してくる。40cm級ね。
秋。ヤマメは上流を目指す。来るべき産卵を目指し。
禁漁期が目前になるこの時期、来年用の小さなヤマメを放流する漁協も多い。
10cm前後の小さなヤマメがまとまって釣れるようなら、それは放流したばかりの、まだウブで自然の恐さに順応していないヤマメです。
だから釣ってはいけません。
大体、渓流では『15cm以下なら逃がしてあげる』という暗黙のルールがありました。しかし、それはマナーに近い。
(そのサイズ、人間で言うと
ピカピカの小学1年生です)
昨今はルールもマナーも知らない人が増えたような気がします。
フライフィッシングをする人は殆どがキャッチアンドリリースをしますが、それは「そうしなければならない」のではなくて、いつも沢山のヤマメが居て欲しいという釣り人の自由意思。
食べて美味しいサカナだからどうぞ釣ったら食べてください。だけど、子孫繁栄の為に釣り過ぎないとか、小さいサカナは逃がしてあげるというのは
マナーです。
自由に釣って良い川は殆どありません。必ず漁業組合があって、特にヤマメ、アユ、ウナギなどは遊魚券を買う必要があります。その売上金の一部で漁協は必ず放流をする義務もあります。
これだけ釣り人口が増え、山奥まで河川工事がなされた昨今、ヤマメやアユは産卵する場所が非常に減ってきています。放流事業無しでは何万年も続いた渓流や清流に棲む魚達の存続は難しくなっています。だから
遊魚券を買うことは最低のルール。遊魚券を買わない人程、どんなに小さくても釣れたら釣れただけ持って帰るこの現実。^^:
また、最近では釣り人同志のルールも忘れられつつあります。
狭い渓流では、釣り人はドンドン釣り上がります。だから、誰か先行者がいたら最低でも2`位上流にはいるか、違う川に移るかしなければなりません。ところが、最近は後から来て先行者を追い越したり、何10mか上流に平気で割りこんだりする人が増えています。
これらはアウトドア全般に言えることですが、あまりにもルールやマナーを知らないでただ自分達が楽しめれば良いという人が多い。
河原でのバーベキューなどは最たるものです。ゴミは必ず持ち帰る。鍋や網などの油を川で洗ってはいけない。河原に焚き火の跡を残してはいけない。等々、最低のルールとマナーは知らないとアウトドアに入る資格はありません。(キッパリ!)
ワタシが最近始めた山登りもしかり。
ワタシは凝り性だから、山でのルールやマナーから、その他多くの情報やノウハウを本、ネットでこれでもか!という位仕入れて楽しむようにしています。アウトドアでの無知は己だけでなく他の人の命を落とすことにもなるからでもあります。
いずれにせよ、アウトドアで楽しむということは
己を磨くということに繋がると思うのです。(キザですがアウトドアのベテランなら誰もが理解するはず)
アウトドアではキレイ事は通用しない。見せかけも通用しない。アリノママの自分しか存在しない。
必要なことは『知る』ということです。
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