タンポポは見ての通り菊科の花。花も奇麗ですがワタシは綿毛(種子)に惹かれる。
九重の登山道の脇にひっそりと咲いていた。
一陣の風が吹くとあちこちに飛んで行き、うまくすると数百キロも飛んで行くだろう。そして、子孫を残していく。
さて、15日の土曜日は仕事を夕方で打ち切り、
森山武彦氏(TAKEさん)のライブを聴きに行った。場所は挟間町のギャラリーカフェ「芭美崙:ばびろん」。
もちろん、女房も一緒。これにはいくつかの理由がある。
1)女房もTAKEさんのファンである
2)TAKEさんもワタシの女房が好きである(笑)
3)ワタシが飲むと女房が運転をしてくれる
その日のTAKEさんは、新曲ばかり歌ったということもあるけど、今までのワタシが知るTAKEさんとは大きく違っているように感じた。
百戦錬磨で完成されたミュージシャンだと思っていたが、何段もステージが上がっていた。
芭美崙のマスターで画家の甲斐先生の芸術観とうまく融合したのでしょう。^^
九重の登山道でタンポポの花と綿毛を見た時、何故かワタシは大分の唄い人森山武彦氏を想い浮かべた。(ホントに)
今まで大分の地で30年以上歌い続けて、全国に少しづつ、でも確実に種を飛ばし広げてきた。これから10年間、タンポポで埋め尽くしていくのか?
それとも・・?
ワタシはやっぱりタンポポの綿毛に魅力を感じる。芸術的にも機能的にも完璧だから。
(この部分、判る人だけが判れば良いのです)
結局、その日はライブの後、懇親会が
日付が変わるまで続き、すばらしい出会いがあった。
いい気分で酔っぱらったワタシは、これまた酔っぱらったTAKEさんに背後から抱きつかれたりしながら、女房の運転で帰ったのでした。
そんな時間を過ごしたのならば、その日をもっと生かさねばならない。
早朝6時には目を覚まし山歩きの用意をする。重い身体に鞭打ち九重は長者原に向かった。

長者原から望む三俣山と噴煙を上げる硫黄山。今日はこの硫黄山の真下から大岩が連なるガレ場を登り詰め、スガモリ小屋の前から三俣山を目指す。

硫黄山の鉱山道をひたすら歩き、途中から山を突っ切り登っていくと硫黄山に到達するのだけど、三俣山を見上げると、急に足が重くなってしまうのだった。

今にも崩れそうな星生山北壁の下をようやく抜けると、(実際に鉱山道は、去年まで無かったガケ崩れの岩で埋まっていた)左手の砂防ダムが連なる枯れ沢を渡り、大岩が連なるガレ場を延々と登っていく。

ガレ場も八割程登り、あと少しで登り詰める。

ようやくスガモリ小屋に辿り着いた。右から久住山、天狗ヶ城と中岳。

チンタラと登り始める我がグループ。奥に重なって見えるのが当面の目標である三俣山西峰。写真ではなだらかに見えますが実際には目の前で圧倒される程、きつい登りです。遠近感に乏しいですが、中腹の人などはサイズ的に写真に写りません。

三俣中腹から望む、中央が久住山、右が星生崎と硫黄山の一部。左は天狗ヶ城。
下に広がるのは北千里浜。とてつもなく広い。

途中でなにやら深刻に?相談中の我がグループ。それぞれの見かけと実態が大違いなトコロがとても可笑しい。(内輪話)

なんだかんだで一歩ずつ登りつめれば到達するのが山登り。西峰1678mから久住山と天狗と中岳を望む。ここからの展望は初めて。良かった良かった。^^

どっしりと構える大船山。来月になると、九重の山々はミヤマキリシマで見事なピンク色に染まります。

三俣山はどこから見ても三俣に見えるからその名が付いたけど、実は主峰、西峰、北峰、南峰の四峰の山です。あわよくば各峰を縦走なんて冗談みたいなことをホザイテいましたが、我がメンバーの脚力では無理です。もちろん、ワタシも・・。
(睡眠不足も大きかったかな?)
いそいそと、楽しく下ります。
もうちょっと鍛えましょうね^^

ほんの一か所だけミヤマキリシマが目立たないように咲いていました。これから一挙に咲き始めます。

帰りは途中の大地の湯でゆっくりと疲れを癒しました。そして、大分に帰りついて食事会というのが我々のパターンです。
いつも、御馳走になってばかりです。払わせてくれないんです。(笑)
で、店を出ると見上げる空に受け月が。そして大きな金星が乗っている。
はあ、良いもの見ちゃった。
数年前は、これに火星が重なって二コちゃんマークになってたね。
来月は東京の友人も一緒に登れたらいいな!(と誘っている)
正しいものの見方、考え方から生まれたもの
それが真のカイロプラクティック
今からでも遅くない
長い間、痛みで苦しんでいる人も
すぐ目の前に必ず希望が見えてくる
根本原因を正す
快方の森カイロプラクティック院

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