九重からこんな由布岳を見るのも久しぶり。
本来なら20日の日曜日に予定していた山歩きを変更せざるを得なくなった。20日に法事が入ったのだ。今年こそは九重のミヤマキリシマを見たいと思っていたので、比較的忙しくないはずの昨日に変更した。
前持って木曜日の予約は断って他の日に変更して貰っていた。当日、予約電話をくれた方々、申し訳ございませぬ。
平日だというのに牧ノ戸登山口は早朝からクルマがギッシリで道路の空き地に沢山駐車していた。運良く我らもギリギリで駐車できました。
牧ノ戸はスタートからコンクリートの急坂が続くので、唯一ここだけが嫌いです。下りはテキメンに膝に来るし・・。

それでいきなり星生山と三俣山。

沓掛山頂上を過ぎ・・

九州では珍しいカラマツの群生地。ミヤマキリシマがまるで庭園のように演出しています。

最初の休憩地。

右奥の扇ヶ鼻に向けてゾロゾロと歩いています。ここのトレッキングはとても楽しい。

扇ヶ鼻の山間に阿蘇五岳が霞んでいました。

ミヤマキリシマはまだ八分咲きでしょうか。

当初は扇ヶ鼻に登るつもりでしたが、それよりもより惹かれたのは

星生山の岩尾根縦走です。天気は良いし、風は微風だし。
見るからに急な登山道に数人が取りついていますが、写真では殆ど見えませんね。

中腹より望む西千里浜。中央右に見える池が池塘(ちとう)です。扇ヶ鼻の下に登山道が見えます。先程の写真はあの道からのもの。

左手を見ると、中央に久住山。手前の岩が星生崎。西千里浜が星生崎の下まで続いています。すぐ下の池も池塘です。

写真を撮っているのか? 休憩しているのか?と問われれば両方です。とても一気には登れない。

高低差が激しいので手前の人は大きく見えても、すぐ下に続く登山道を歩いている何人かの人は殆ど見えない。

で、やっと星生山頂上。手前の硫黄山と連なるドッシリとした三俣山。中央奥に山頂をピンクに染めた平治岳。星生山ならではの眺望です。

岩尾根の向こうに久住山と稲星山と中岳が並ぶ。雄大な景色の中で昼食を楽しむ。風が心地よい。いよいよ、これからが本番である。

延々と続く険しい岩尾根をおばちゃん達は無事に歩けるのか?(笑)中央付近に青い服を着た人が歩いています。もう一人は後ろの大岩の間で同化して見えない。

オッカナビックリスタートですが、意外とおばちゃん達はスリルを楽しんでいるようです。^^

大きな岩肌にしっかり根付いたミヤマキリシマ。うん、いいねえ!

もう中間点まで歩いてきて、目の前に星生崎と久住山が迫ってきました。

ここは大岩の横を巻いて通ります。

一見、何でもないようで、実際何でもないのですが、ミヤマキリシマが無くて岩肌丸出しだったら恐いだろうと思います。

久住山が目の前に迫るこの場所が星生崎です。おいちゃんとおばちゃんは断崖絶壁を覗きこんでいます。(よくやるよ)

ワタシも覗こうと思ったのですが、1m内に近づけず岩だけ写真を撮りました・・とさ。(笑)

星生崎を九住分れまで降りる途中で往路を振り返ってみました。

自分達が歩いた尾根を
感慨深く見上げることもなく、おばちゃん二人はいつものように世間話をしながら歩いています。
尾根を何人かが歩いているのが肉眼では見えるのですが・・。

このコースはどこもかしこも素晴らしいのですが、やっぱり帰路の終番に待ち受ける沓掛山頂への取り付きである、この場所が好き。 絵になる。
九重のミヤマキリシマを見る。ここ数年来の目標だったけど、天候やら日程が合わなかったりで実現出来ていなかった。
ところが、今年は予定日に法事が入ったお陰で季節的にも天候的にもジャストタイミングだった。そして、前前からの望みであった星生山の岩尾根縦走も実現出来て最高だった。
いやはや、この縦走は病みつきになりそうな位、楽しいものでした。
九重の魅力が益々解ってきた感じです。
だから、今回も感謝の気持ちでいっぱいです。法事に感謝。
もともと、法事って故人やら出席者などの繋がりに感謝するものだけど、今回は特別。これが無かったら、やっぱり明後日の日曜日に予定したまま雨で中止になっていただろうから。
そして、いつものメンバー、おいちゃんおばちゃん(おばちゃんと言ってもワタシの女房と、そのお姉さんだけど。おいちゃんはお姉さんの旦那さんね。笑)に感謝です。
それと、我々を魅惑の山に導いてくれた友に感謝!
ワタシが一所懸命に仕事が出来ることにも感謝。口コミで紹介してくれる皆様方のお陰です。
そして、廻り廻って、多くの人がワタシに感謝の言葉をかけてくれる。
そういう「アリガトウ」の輪廻を大切にしたいと思うのでありました。
正しいものの見方、考え方から生まれたもの
それが真のカイロプラクティック
今からでも遅くない
長い間、痛みで苦しんでいる人も
すぐ目の前に必ず希望が見えてくる
根本原因を正す
快方の森カイロプラクティック院

2