昨日は仕事終えてから『おおいた七夕祭り』に行ってきました。と、いっても七夕祭りらしきものは何も見ておらず、府内アクアパークに特設のFUNAI屋台村に行ったのです。
お目当てはNHKの熱血オヤジバトルの全国決勝大会に出場したYa☆Chariの演奏です。こういう上手い人達の演奏は何回聴いても楽しいです。三声コーラスもすばらしい。
その後は御存じディアフレンズの演奏です。こちらは六人編成。重なる音が増えると、見る所が変わってくる。リードギターとドラムの表情を見ていると、前で聴いているだけでは分らないモノまで分かるような気がして楽しいのです。
両方ともアマチュアと言えど、「人前で演奏をするということはどういうことか?」ということを示してくれるグループです。
いやはや、楽しかった。
こういう楽しみが日々の仕事の励みにもなります。
そんなことで、次は仕事のことについて、少し・・。
ワタシ等の仕事は肩コリや腰痛、手足のしびれや痛みなどの症状を完全に無くすことが主になりますが、中には変わった症状の方も見えられます。
先日は
尾骶骨の痛みについて書きましたが、今日は
恥骨の痛みです。
二か月前の出産後から恥骨が痛くなって寝返りを打ったり立ち上がる時に恥骨が痛むという女性が来られました。
今までに、そういう人は何人も来ていますから原因は調べる前から明らかです。
もちろん、場所が場所ですから痛い個所は視診も触診もしません。調べるのは骨盤の不整です。普段の触診と同じようにズボンの上から骨盤の不整を調べます。
(分かり易く骨盤と書いていますが、正確には骨盤は寛骨と仙骨と尾骨から形成され、寛骨は腸骨と坐骨と恥骨から形成されています。よって、腸骨がずれると恥骨もずれます)
最初は骨盤の後ろにある左右の仙腸関節の差異を上後腸骨棘で調べます。大体、どちらかに前後上下の不整があります。次に坐骨の位置関係も調べます。骨盤(寛骨)に不整があると左右の足の長さが違ってくるので、足の長さを調べることで骨盤の不整の確認が出来ます。
次にうつ伏せの状態で両足をお尻の方に折り曲げて左右の差を調べます。これも骨盤の不整の確認になります。
最後に仰向けになって足先の開き加減の差を確かめ、その後、腸骨の前面にある上前腸骨棘の差異を確認し、次に両膝を胸の方に折り曲げて、どちらが折り曲げ易いのか、または折り曲げにくいのかを調べます。
つまり、ワタシは骨盤の不整を正しく調べる為に七通りの視診、触診をします。ここまですれば、ささいな不整を含めて完全に判ります。時間も大してかかりません。
この女性は右寛骨が前上方向(AS)に不整があり、左寛骨が外方不整(EX)でした。
と、いうことは骨盤(寛骨)の前の合わせ目である恥骨も右側が下方に下がっているはずです。患者さんに自分で触って調べてもらうと、『はい。右が下がっています』という返事。
骨盤を調べる前に頸椎や胸椎、腰椎の不整も調べていましたのでサブラクセーションをアジャストしていきました。この患者さんはすべてが矯正しやすかったです。背骨も腰椎も骨盤も「カツン、カツン」という気持ちの良いクラック音と共に矯正されます。
途中で方向を変える為に何度か寝返りを打ってもらうので、患者さん自身がすでに良くなっていることを感じています。
最後に立ってもらって、今までに痛かった動作を何回も繰り返してもらいます。
『全然痛くないです!』
恥骨はもちろんのこと、肩コリや腰痛も消え、骨盤が正常になった為に姿勢も良くなりました。
正確に根本原因を突き止め、正確にアジャストすれば、「どこに行っても治らない」という症状はマレです。
ただし、ここに書いているのは、
ちまたでは難しくても簡単に良くなるケースはいくらでもある、という例を書いているのであって、なんでも一度や二度でよくなるということではありません。回数が必要なケースも多々あります。
正しいものの見方、考え方から生まれたもの
それが真のカイロプラクティック
今からでも遅くない
長い間、痛みで苦しんでいる人も
すぐ目の前に必ず希望が見えてくる
根本原因を正す
快方の森カイロプラクティック院

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