以前程ブログを書かなくなった昨今、日々の閲覧者は極端に少なくなってしまったけれど、それでも検索ワードに白川とか竹田とかヤマメとかフライなどが数多く並んでいると、「ボチボチ行動しなくちゃ」と思うのである。
そう、渓流釣りが解禁して、もう6日目を迎えている。
3日の日曜日に釣りに行かずにせっせと庭の手入れしていたのは、相変わらず後輩の庭師が一本一本の木を完璧で芸術的な枝ぶりに造ってくれているからである。日曜日毎に来てくれて、その日がもう5回目だった。
さすがに、その日に終わると思っていたのに、彼は私が最後の仕事と考えていた大きな木に手をつけることなく、下回りのサツキなどを細かく手入れするのだった。
その前に、前回から残していた大量の伐採した枝木をトラックに積み込んでたので、かなり見た目も綺麗になっていた。
何時になったら切るのか?と思っていたけど、その気配はなく、夕方を迎えた。
「もう、今日はこれくらいにしようか?!」と私が言うと、彼は「はい」と答えながら例の大きな木をずっと見つめているのだった。
身じろぎもしない。
「なるほど。設計図を描いているんだね。頭の中で・・」「でも、あんな木は適当に切ればいいからね」と私が言う。
彼はそれに答えることなく、ちょっと笑いながら
「来週また来ますので」と言った。
彼の職人としてのプロ意識や芸術を追求する姿にとても共感する。
金の為でもない。
先輩の私に頼まれたからでもない。
自分が満足出来る仕事をして、結果として喜んでもらえば、それが自分の喜びなのだ。
私がカイロプラクティックの治療家として居るのと、正に同じ姿勢だと思う。
そして、来週の日曜日は今年初めての渓流釣りに出かけるつもりだ。
庭は彼に任せて。
フライフィッシャーでありカイロプラクターである私は、大いなる目標に向かい、今日も時のせせらぎに立ち込んでいる。それは知り尽くすことの出来ない永遠の流れだ。
今からでも遅くない
長い間、痛みで苦しんでいる人も
すぐ目の前に必ず希望が見えてくる
根本原因を正す
快方の森カイロプラクティック院

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