日本列島が寒冷前線に覆われて北国は大変ですね。
ここ大分も急に冷え込んで風邪をひいている人が増えています。多くの人がなかなか治らずに長引いているようです。
そういえば、季節の変わり目にはぎっくり腰も増えてきます。
ちまたの整体院では「うちはぎっくり腰は無理です。病院に行ってください」なんてことを言う所も多いみたいですが、『ぎっくり腰も治せないで、どんな症状が得意なの?」と聞きたくなります。
ただ、正直なところは好感を持てますね。^^
治りもしないのに何回も通院させる治療院が多いですからね。
最近は「ほぐしやさん」とか「整骨院」が急激に増えてきました。もちろん、整体院とかカイロプラクティック院も増えています。
どうなんでしょうかね?
多くの人が益々迷うばかりで「治療難民」が増えているようです。
※ 「治療難民」・・どこに行っても治らずにいくつもの治療院をさまよう人達
この業界にも若く経営意識の高い人がとても増えてきました。
とても良いことだと思います。
ただ、問題なのは本物の知識も経験も無いけど、儲けることは達者という人が増えていることです。
「集客の為にはなんでもあり。儲けた者が勝ち!」
こういう考え方の人は最初から治療家として失格です。でも、そういう治療院が相当増えてきています。
そうなると、最終的には「患者さんがどこを選ぶか?」ということになるけど、実際のところ、どこが良いのか判らない・・のが現実です。 だから治療難民も増えて来ます。
先日、同僚の紹介で整形外科の看護士の女性が治療に来られました。
20年以上前から腰椎ヘルニアを患っており、腰が痛い、足がしびれる、で苦労を続けていました。いつも痛み止めの内服薬を飲み、ひどい時にはブロック注射を連続で打っていたそうですが、痛みは消えずずっと我慢をしながら仕事を続けてきたそうです。20年も・・。
当院に来れば、まず原因がすぐに判ります。痛みの場所、痺れが出る箇所を聞くだけで何番の腰椎がどうなっているか判断できます。 それを触診で確実なものにします。
あとは、原因である腰椎のずれを手技で簡単に矯正するだけ。
「カツン」と気持ち良く矯正されれば、もうその瞬間に痛みもしびれも消えてしまいます。
これが本物の治療です。(ヘルニアが有る無いはあまり関係が無いです。同じ症状でもヘルニアは無い人が圧倒的に多いし、ヘルニアの原因も脊椎のズレが原因だから矯正することで良くなります)
ちまたにあるように電気治療や筋肉のマッサージでは長引くばかりでなかなか好転しません。
看護士さんは、あっけにとられ「私、20年間何していたのでしょうね?」と言っていましたが、これが治療業界の実態です。

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