道具へのこだわりはかなり強い方だ。
誰もが憧れる有名なモノ、メジャーな存在というものはどちらかというと敬遠するタイプでもある。
今回、ギターを始めるにあたって最初に決めたのは、70年代の国産のギターを手に入れるということ。
どこまで続くかわからないギターの練習するのに最初から高価なものは買う気は毛頭ない。
かと言って、新品の入門者用のギターは論外!
ということで、購入するに当たり、事前のギターへの調査に一ヶ月を費やした。
多くの人の意見を聞いたりネットで調べたり・・。
だから、ギターを何十年もやっている人達の殆どが知らないメーカーまで知っている。
「まつもく」を知っているのはチャーリーだけだった。(みんなに聞いたわけじゃないけど)
メーカーの歴史から素材や作り方まで・・。
そして試行錯誤の末、縁あって手に入れたのが76年製のK.YAIRIだった。
41年経過しているにしては目立つ傷も殆どない綺麗なギター。
素材も作りも良くて枯れたボディーはすごく良く鳴る。
見た目も美しい!
ただ、ちょっと気になっていたのは音のバランス。
ネックがやや順反りしていて、弦高もやや高かった。
先日、ある人と話をしていたらジーグの吉川さんに調整して貰ったら?ということになったんだけど、その後すぐに吉川さんが来てくれて、ネックとサドルの調整をしてくれることになった。
2時間も掛からないで調整をして持ってきてくれた。
音がすっかり変わっている!@@
とても綺麗な生音。激鳴りのサウンド。
おまけに弾きやすくなった。
ついでにくすんでいたフレットもピッカピカに磨きました。
フライフィッシングのロッドやリールでもそうだけど、私は気に入ったらとことん使い倒す。
ただの道具としてでなく自分という存在の一部として愛情込めて使う。
道具に使われるのではなくて、自分が道具にとことん惚れて使いこなしていくことが好き。
と、いうことで、誰がなんと言おうとも、私はこのギターをこよなく愛していくだろう。
一度、このギターを弾いたことのある10人位の人、機会があったらまた弾いてください。
とっても良くなりました。^^
追伸
ある人の一言で安定していなかったFが綺麗に出るようになりました!


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