いまだに西部開拓時代の英雄 ビリー.ザ.キッドが好きだ。
10代のまだまだ子供の頃に故あって人を撃ち殺し、それ以来、逃亡しながらの生活は正義の為に弱気を助け強気をくじく義賊だと語り継がれ、西部劇の英雄となった。
実際、彼がどういう人物だったのか? それは判らない。
短い生涯に21人を殺したとも言われている。
理由は何であれ、多くの人を殺していったのだから、当然、法の下に裁かれることになるし、遺族から憎まれ仇討ちの対象にもなり、懸賞金稼ぎにも狙われる。
21歳の若さで友人でもあった保安官パット.ギャレットに射殺された。
ビリーの墓は英雄にあやかりたい人々により、かなり削り取られている。
15歳からとしても、たった6年の間に、彼は何を思い何を目的に生きたのか?想わざるをえない。
ところで、20年来の付き合いである音楽ユニット「Ya☆chari」の名ギタリスト、チャーリーを見るたびにこのビリー.ザ.キッドを思い出す。(笑)
もちろん、チャーリーは無法者ではないし、本を沢山読んできた思慮深い男だ。
また、ギターや音楽に対する熱意は半端じゃない。
私は、ビリーとチャーリーを思い浮かべながら類似点を探そうとしている。少なくとも見た感じの風貌や雰囲気はとても似ている。(・・と思っている)
ビリーは短い生涯でガンさばきに生きがいを感じていた?
いや、そんな単純なことではないはず。ガンは生きる為の術であり、また、それによって死ぬことも覚悟していたはずだ。
そして、実際はとても優しい心の持ち主ではなかったのか?
もし、ガンの変わりにギターを持っていたら名ギタリストになっていたのかも・・。
方や、演奏中は、かなりの英雄のように思えるチャーリーのギターさばきは時にはライフルにも見える。(笑)
作詞にも長けたチャーリーの歌詞を読み、聴く時、そこに迷いや悩みや喜びや希望を読み取りながら、ふとビリーの生涯を想い浮べる。
たわいの無いお話でした。 チャーリー、勝手なことを書いてゴメン!

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