Ya☆Chariのサードアルバム発売記念ライブに行った。
HoneyBeatは
Ya☆Chariを応援する人達で溢れ、喜びと期待が店内に充満していた。
既に本人達や他の人がFBにあげているので内容は割愛・・。
サードアルバムの表紙がチョコに印刷された豪華なケーキを用意していたたっちゃんの心遣いや、手作りクッキーのプレゼントを渡す人を見ると、ああ、なんでオレはこういうことに気が付かないんだ・・とがっかりしてしまう。
ライブを聴きながらYa☆Chariってやっぱり凄い、限りなく進化を続けているなあと、しみじみ思った。
コンビ結成が19年前?
多分、2人とも20年位前からネットでお付き合いがあって、串焼き輝ちゃんのライブなんかで、ちょくちょく会ってたから結成時から応援していた。
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ファーストアルバム「君に逢えてよかった」は2002年の作成。その頃よく歌ってた歌を中心に新曲を4曲入れて計8曲収録している。そのうちの1曲は私が作詞した作品。^^
全体にほのぼのしてとても聴き易く、たまに思い出したように聴くと当時のことが思い浮かんで懐かしくなる。
セカンドアルバム「Can You Hear Me」は2011年の作品。
この時には打楽器カホンの純ちゃんがメンバーに加入していて音楽に巾と奥行きが出来た。
それに、何と言っても
「Shipping out-出航-」を引っ下げて
NHKの第13回熱血オヤジバトルの決勝まで出た!
後日談を聞くと、審査員が
アルフィだったから
坂崎氏に何が何でも聴いて貰いたかったから出たそうな。それで九州代表で全国決勝に出るんだから実力は今更言うまでもない。
セカンドはこの曲を筆頭に12曲。
あ、久し振りに「Shipping out-出航-」・・聴きたくなった。素晴らしく印象的な歌、演奏。
ブレのない美しい3声コーラス!
なんだかよく判らないけどこのアルバムの最後にSpecialThanksとして私の名前が出ている。
なんにもしていないのにありがとう!^^
実はセカンドアルバムは、音楽性も詞の中身もかなりマニアックで、自分への励ましもあるのだろうけど、人間関係や社会の矛盾などをテーマにしたものが多い。つまりメッセージ性が強く出た作品。
何か難しいテーマの本を詞に要約した感じで、
正しい日本語を使った純文学を感じる。
よって、何回も聴かないと理解できない歌もある。
たぶん、その時期、私も違う部分でそうだったけど、生活の中、仕事において納得出来ないものと戦っていたのかと思う。人生はある意味戦いなのだから・・。
さて、サードアルバム「Stories」。
セカンドから7年の年月が過ぎ、作成に長い月日をかけて、まだかまだかと待っててようやく出た。
その中のいくつかは最近のライブで何度か聴いていたんだけど、「あれっ?」と思った。
詞の内容が丸くなっている、というか、モノゴトの本質に寄り添うようになったというか・・。
とても聴き易くて何度でも聴き込みたい感じ。^^
ははあ、これが人生の積み重ねだなと思った。
職場での立ち位置も変わり、子供達も大きく成長した現在、何かが彼らを変えていった。いい意味で・・。
もちろん、相変わらずというか、以前に増して演奏も歌もコーラスも、はたまた録音も進化しているんだけど、「あんた、どうしたん?」と聞きたくなるほど詞が解り易くなっている。実際、ライブの時に「この歌、誰の作詞?」と聞いたくらい。
そこでふと気が付いた。
ファーストのタイトルになった
「君に逢えてよかった」。 やっさんが昔から歌っていた人気曲。
セカンドに入っている「The Day Aftter Tomorrow」。これはチャーリーの作詞だけど、ここに
「君に逢えてよかった」と、そのままのフレーズが入っている。
なんとサードアルバムの「Dear you」にも
「あなたに出会えてホントによかった」のフレーズが・・。
これだけ文学性の高い詞に同じフレーズが出てくることを無視は出来ない。
チャーリーにそのことを聞いたら「気が付かなかった」。
まさか、それを本気にしていない。
このフレーズこそが「Ya☆Chari」というグループにある根幹なのだから・・。
サードアルバム・・お勧めです!^^
しかし、書いてきたように「やっちゃり」が「Ya☆Chari」に変わってきて現在に至るまでの過程をファースト、セカンド、サードアルバムを聴くことでより理解できると思います。
現在、セカンドとサードを絶賛販売中!^^
私は思った。
あの頃の「やっちゃり」・・歳がかなり離れた知らない者2人が手を組み始めたユニット。
必ずしも2人が納得する形ではないけど、常に上を目指してやってきた。
途中でカホンが加わり3人体勢になったことで、左右重さの違ったヤジロベエのバランスがとれた?(笑)
そしてセカンドアルバムで遠い宇宙に旅立って、7年もの歳月をかけ未知の惑星を探査して、今、また地球に戻ってきた。沢山の試練と発見と経験を土産に・・。
そして得たものは、より熟成された「君に逢えてよかった」ではないだろうか?
「出会いへの感謝」から始まったこのユニットは長い年月を経て、また「出会いへの感謝」をより広い範囲でより強く感じるようになったのではないだろうか?
それがサードアルバムに集約されている気がします。
う〜む・・マンダム!(笑)

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