2011/1/31

自転車とターバンと  旅の一場面

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(写真 インド・グジャラート州 カッチ地方ブージにて)

古くからの布屋さんが立ち並ぶ、いにしえの雰囲気を今に伝えるバザールにて。

2011/1/30

スィンド 茜更紗遣いの砂漠のキルト  技巧・意匠・素材



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製作地 パキスタン・スィンド州  製作年代 20世紀前期


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この“ラリ”は、タール砂漠エリアに生活する遊牧民が、移動生活の中で掛け布、敷き布、人・動物の防寒用布など多目的で用いるために手掛ける伝統を有してきたものとなります。表はコットン色布のパッチワーク及びアップリケにより幾何学文様が描かれ、裏地には染め布やプリント布が配され、内部に古着や古布を挟み込んで刺し子状のキルティングが施されます。

パッチワークは遠目と近目でデザインが異なって見える、独自の視覚効果を与える技巧が加えられており、裏地に配された古手の茜染めの更紗とともに、見飽きることの無い表情の豊かさと生命感が感じられます。印パ分離独立前の時代に手掛けられた貴重な作例です。

2011/1/29

カッチと絞り染め  旅の一場面

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(写真 インド・グジャラート州 カッチ地方にて)

手仕事の絞り染めが最も良く残り、生活の中で最も良く生かされている土地は、ここではないかと思います。人々は絞り染め(バンダニ)に深い愛着と誇りを持っています。

2011/1/28

今も昔も薪で煮炊きするご飯  旅の一場面

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(写真 インド・グジャラート州カッチ地方 ブージ近郊にて)

ブージ近郊の村を訪ねた際、遅めの昼ごはんを美味しくいただきました。

2011/1/27

19世紀のマシュルー経絣布  染織



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製作地 インド北西部 グジャラート州若しくはラージャスタン州
製作年代 19世紀半ば〜後半
素材/技法 経糸:絹、緯糸:木綿、天然染料/朱子織、経絣、経紋織


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宗教上の理由により、動物性の糸(素材)が直接肌に触れることの無いよう、肌に触れる内面は木綿、外面は絹となるよう絹綿を朱子織で織ることを始めたのが、この”マシュルー(=許されるの意)”の起源と考えられております。

独特の滑らかさと光沢感を有する絹朱子織布の美しさは、本来の主旨とは別に、後世に世界中の人々を魅了し、17世紀頃、インド北西部は上質なマシュルー布の主産地となりました。

絹・木綿の素材感、天然染料の色味、織りの緻密さ、グレードの高さが保たれたのは20世紀初頭までであり、経絣(バンダ)を加えて織り上げた19世紀当時のマシュルーからは、得も言われぬ色香と気品が感じられます。

本品は経典(写本)のカバーとして装丁・保存されていた19世紀のマシュルー裂となります。

2011/1/26

カティ族 婚礼用の瘤牛飾り布”ジュル”  技巧・意匠・素材



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製作地 インド・グジャラート州 サウラシュトラ地方  
民族名 カティ族  製作年代 20世紀半ば


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インド・グジャラート州西部のカッチ地方とサウラシュトラ地方、そして現在のパキスタン・スィンド地方にまたがるエリアは、アップリケやパッチワークキルトを交えた多彩な布遣いによる各種の優れた婚礼装飾布が手掛けられてきたエリアとなります。

本品”ジュル”は、婚礼時に牛車を牽く瘤牛を装飾するための大判のカバー布で、サウラシュトラ地方に生活する地主階級”カティ族”が用いたもの、手紡ぎ・手織りの木綿地を主体に、マシュルーと呼ばれる上質な朱子織布等が用いられている様子を確認することができます。

”生命樹””象””オウム”を中心とする生命感溢れるモチーフに目を惹かれる古手の逸品です。


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●婚礼支度品を運ぶ牛車を牽くためジュルを身に着けた一対の瘤牛
※上写真は紫紅社刊「インドの伝統染織」より転載いたしております

2011/1/25

現役の炭アイロンとアイロン掛け職人  旅の一場面

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(写真 インド・ケーララ州 コーチンにて)

コーチンの旧市街路地を彷徨い歩いていた際、炭アイロンを携えたアイロン掛け職人のおじいちゃんと出会いました。

現役の炭アイロンに出会えたことが何ともうれしく感動的で、ただそれだけでもコーチンに立ち寄って良かったと思いました。

おじいちゃんは、この炭アイロンで、これまで何着のサリーのしわを伸ばしてきたのでしょうか。

2011/1/24

本日インドへの仕入れ旅より帰国いたしました  分類なし

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(写真 インド・ラージャスターン州 ジョドプール近郊にて) 

本日1月24日、インド北西部への約半月間の仕入旅より無事帰国いたしました。

今般の仕入れ旅はグジャラート州とラージャスターン州、農牧民・遊牧民たちが居住する地域を中心とするもので、「生活と祈りの布々」をテーマに、生活に根付いて手掛けられ、用いられてきた染織・刺繍・衣装等を蒐集いたしてまいりました。

これより、北西部の辺境・砂漠エリアを旅をして仕入れてきた多種多様な作品たち、また現地での体験や情報等をホームページとブログにてご紹介させていただきます。

2011/1/4

1月6日からインド北西部に行ってまいります  分類なし

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(写真 インド・グジャラート州 カッチ地方にて)

2011年、最初の仕入れ旅は、インド北西部のグジャラート州及びラージャスターン州を巡ってまいります。

この地の農牧民・遊牧民たちが生活の中で培ってきた様々な技巧の刺繍や衣装作品、宮廷・貴族のものとして職人たちが代々技術を継承してきた高度かつ個性豊かな染織作品、神話や信仰に彩られた装身具・儀礼道具をはじめとする多様な手工芸品...

キャラバンルートの交易地でもあったインド北西部の土地土地を巡りながら、この地方のものならではの独自の力強い生命を輝かせる品々を意欲的に蒐集してまいりたいと考えております。

1月6日〜24日までの期間、留守をさせていただきますが、帰国後は新しい年のスタートに相応しい、新鮮な品々を皆様にご披露させていただくつもりですので、是非ご期待いただければと思います。それでは行ってまいります。 店主 丸山

2011/1/1

祝・2011年  分類なし

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(写真 ミャンマー・マンダレーにて)

祝新年、祈平安
2011年、新しい年も何卒よろしくお願いいたします。



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