2014/10/31

夕方の門前で  旅の一場面



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(写真 ラオス・ルアンパバンにて)

2014/10/29

早朝の寺院で  旅の一場面



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(写真 ラオス・ルアンパバンにて)

2014/10/27

同じ文様は二つとない愛情の負ぶい布  生活と祈りの意匠



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(写真 ラオス・フアパン県 サムヌアにて)




●本記事内容に関する参考(推奨)文献

2014/10/25

タイ・ルー族 100年前の天然色染め衣装  民族衣装



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製作地 ラオス北部  製作年代 20世紀初め
民族名 タイ・ルー族
素材/技法 木綿、天然藍、絹、天然染料/緯縞、緯絣、緯紋織、刺繍、パッチワーク

100余年の歳月を経過しなお瑞々しさを失わない天然染料の染めの美しさが際立つ衣装作品。

スカートは”縞””絣””紋織”が巧みに織り込まれておりますが、組織の細部を拡大してみると、部位によって糸の太さや紡ぎ感及び織り密度に様々な変化が加えられており、更に木綿と絹を交織する等、複雑な手技が加えられている様子を確認することができます。

手紡ぎ・手引きの様々な表情の糸作り、繊細な染め色を表現する染料作り、赤をここまで鮮やかに発色・定着させる高度な媒染技術... これらは手仕事の時代にこそ継承・実現可能であったものであり、現代では誰も再現できないものであろうことが直感されます。


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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2014/10/21

今では失われし宗教儀礼用の長丈絹絣  染織



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製作地 ラオス北部  製作年代 19世紀末〜20世紀初め
素材/技法 絹、木綿、天然染料/平地(エンドボーダー:木綿×木綿、本体:木綿×絹交織)、緯絣、縞


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大型の布というと紋織及び縫取織で表現されることが主流のラオス染織作品において、3mを超える布全面が絣で表現される作品は類例の限られる珍しいものなります。

この”パー・ティーン・カップ”は、ラーンサーン王国の宮廷染織に端を発する宗教儀礼用の布であり、僧侶の授任(叙階)の際に腰衣等として用いられるとともに、高僧・シャーマン等の高位者の葬祭時の棺カバーとして用いられてきました。

19c末〜20c初頭当時の上質な素材、卓越した染織技巧による完成美が際立ちますが、特筆すべきは、中央接ぎの左右の布が別々に括り染めされた異なる絣であることで(接ぎ合わせ絣は通常は同時製作の布が用いられる)、宗教儀礼用の並々ならぬ作品であることが伝わってまいります。今では失われし素材感・意匠・技巧のラオスの儀礼用染織作品です。




●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2014/10/19

17−18cラーンサーン様式 青銅・仏坐像  仏神像



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製作地 ラオス北部  製作年代 17−18世紀 ラーンサーン王国期

ラオスにはラーンサーン王国の宮廷仏教様式に基づく優れた仏像製作の伝統があり、14世紀王国成立時のクメール系仏像の影響にはじまり、その後スコータイ、ビルマ、チェンセーン、ランナー等の仏教美術の影響を受けつつも独自の様式美を有する作品が生み出されてきました。

本品はビルマ(タウングー王朝)の支配から脱した17世紀〜18世紀初頭の”スリニャ・ウォンサー王”治世前後の作と推定できるもの、端整な卵型で顎にポイントを有する顔、流麗な半月弧を描く眉、高くは無いが横から見るとしっかりと尖ったカタチの良い鼻、ほんのりと微笑を湛える穏やかな 口唇、前から見ると美しい弧を描き側面から見ると内部が巻き貝(conch shell)状の螺旋を描く大ぶりの耳、小粒の螺髪と火炎状の繊細な意匠付けがなされたラスミーを備える頭部、胸板厚くがっしりとしながらも肩・腕・膝・ 指それぞれの曲線が優美な体躯・印相... 像全体からラーンサーン仏教美術の興隆期に製作されたものならではの気の充実が感じられるところとなります。

ラーンサーン宮廷寺院出自の正統な信仰仏としての格調の高さと精神性の深みが薫る逸品です。


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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
Lao Buddha: The Image and Its History

2014/10/17

お坊さんたちを先導して  旅の一場面



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(写真 ラオス・ルアンパバンにて)

2014/10/15

防寒と魔除けのラオス織物  技巧・意匠・素材



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製作地 ラオス・フアパン県  製作年代 20世紀半ば
民族名 タイ・ヌア族 ※フアパン県に生活するタイ・ダム族、タイ・デーン族、タイ・カオ族等の総称
素材/技法 木綿、天然藍、絹、染料/平地、緯紋織、縫取織

手紡ぎ木綿を主素材に、細密な絵緯の紋織で手掛けられたラオス北東部の木綿ブランケット。

防寒用のブランケットであるとともに、赤ちゃんを負ぶう際の巻き布ともされるもので、手の込んだ紋織の意匠には魔除けの意、子供の健やかな成長を祈る気持ちが込められております。

卓越した技術の織物ですが、さらに上部の白地(藍紋織)部分と下部の赤地部分は別布の接ぎ合わせではなく、一連の組織で織り上げられている点にも技巧の高さが光ります。

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※上写真はStudio Naenma Co Ltd刊「Lao-Tai Textiles」より転載いたしております




●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2014/10/13

仏塔デザインの刺青用墨挿しペン  生活と祈りの道具



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製作地 タイ北部 ラーンナー地方  製作年代 19世紀後半〜20世紀初め

インドシナの仏教国において、“刺青(入れ墨)”は古来より信仰に纏わる一般的な習俗であり、寺院の僧侶や民間信仰の司祭及び職人を含めた刺青師の手により、守護・吉祥の文様付けとしての刺青が行なわれてきました。

刺青は染織・衣裳と同一視される、肌に直接施される装飾であり、それにより加護が得られるモノ、或いは自身の信仰の深さを証明し、神(仏)へ奉げるモノという意識が培われてきました。

ヘッド部分に仏塔(ストゥーパ)が象られた、この真鍮製の刺青用墨挿しペンはタイ北部のラーンナー地方で手掛けられたもの、意匠の美しさとともに敬虔な信仰のもとで生み出された作品ならではの濃密な精神性が作品全体から薫ってまいります。


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このペン自体に刺青のごとき繊細な彫り装飾がなされている点も興味深い点となります。

職人(彫金師)が職人(刺青師)のために手掛けた、今では失われし表情の古の道具です。


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●シャン仏教徒の背中の刺青 ヤントラ文様
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(写真 ミャンマーシャン州にて)




●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2014/10/9

色彩と活気に溢れる路地裏  旅の一場面



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(写真 ラオス・ルアンパバンにて)



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