2016/12/25

ミャンマー辺境の地の移動鍛冶職人  旅の一場面




クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 ミャンマー・シャン州 インレー湖畔にて)

2016/12/23

インダス文明の地の鍛冶職人  旅の一場面




クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 インド・グジャラート州 カッチ地方バンニエリアにて)

2016/12/21

シルクロード古都の地の鍛冶職人  旅の一場面



クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 ウズベキスタン・ブハラ州 ブハラにて)

2016/12/19

日々数cmずつ織っていく根気の紋織布  旅の一場面




クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 ラオス・ルアンパバン近郊にて)

2016/12/17

江戸末〜明治期 木綿地”蔓花文”和更紗裂  染織




クリックすると元のサイズで表示します

製作地 日本 ※地域不詳
製作年代(推定) 19世紀末〜20世紀初め 江戸時代末〜明治時代
素材/技法 木綿、天然染料(顔料) / 型染、片面染め
サイズ 11cm×80cm

本布は手紡ぎ・手織りの木綿地を台布に、茶、藍及び黒(墨線)の3色遣いで絵柄が染め表わされた”和更紗”としての型染布となります。輪郭線は黒(墨線)と茶、染め色には藍濃淡と掛け合わせが加えられたもの、単純な三色遣いではない手の込んだ染め仕事がなされている様子が確認でき、上質な木綿遣い、多数の型紙を駆使した高度な染め技巧を併せ、汎用品ではなく、特別な用途のために特別な発注により手掛けられたものであることが推察されます。

取り分け藍を主染料とする掛け合わせの色表現が巧みで、青藍と緑で染め分けられた蔓・葉、空藍で染められた花の色バリエーションが見事、作品からは江戸職人技術が駆使された和更紗としての完成美が薫ってまいります。

幅11cm×長さ80cmの細長裂で製作時の織り巾は保たれていないものの、蔓花文様の収まり方には秀逸な味わいがあり、固有の自律美が感じられる一枚です。





クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します





●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2016/12/15

身体・家・陽の光、すべてを用いて  旅の一場面



クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します
●経紋織


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します
●カード織(タブレット織)


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 インドネシア・スラウェシ島 ママサ・トラジャにて)

2016/12/13

綿花と遊牧駱駝と  旅の一場面




クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 インド・グジャラート州 カッチ地方にて)

2016/12/11

穏やかな時が流れるワタ繰りの村  旅の一場面




クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 ミャンマー・マンダレー地方域 バガン近郊にて)

2016/12/9

明治期 木綿筒描き&型染め・馬掛け帯布  染織




クリックすると元のサイズで表示します

製作地 日本 東北地方
製作年代(推定) 19世紀末〜20世紀初め 明治時代
素材/技法 木綿、天然藍 / 筒描き、型染め
サイズ 横幅(緯):32cm、全長(経):234cm

馬は古来より農耕や輸送の要として日本人(とくに農村部)の生活に欠かすことの出来ない家畜であり、“南部駒”の名前で知られる良馬の産地である(北)東北地方は、役馬への感謝と祝福を表わす“チャグチャグ馬コ”のお祭りを筆頭に、取り分け馬に纏わる習俗が豊富でかつ馬への信仰が篤かった土地柄となります。

本馬掛け帯布は、婚礼時や祝祭時に、馬を所有する商家若しくは富裕農家が仕立てたと考えられるもので、筒描きを主体により凝った意匠で作られた”腹掛け”や”鞍掛け”等に付属して装着される”結い上げ”用の帯布として仕立てられたものであることが伺える品モノとなります。布幅32cm強、長さは234cmに達する一枚布で、手紡ぎ・手織りの木綿地に天然藍により染めがなされたもの、布両端には”丸に違い鷹の羽”の家紋が型染めにより、布中央(本体)には2本の横線と5本の縦線が”筒描き”の技法で染め表わされており、デザイン的にはシンプルながらも、地方紺屋が職人仕事で作り上げた吉祥の布としての存在感、そして華やぎが薫ってまいります。

未だ馬が農耕の場面で日常的に活躍していた時代の馬掛け布であり、馬への祈りと感謝の想いが伝わる、古き良き日本の民間染織作品です。






クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します






●本記事内容に関する参考(推奨)文献
  

2016/12/7

藍草・藍服とともにある生活  旅の一場面




クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

(写真 ベトナム・ラオカイ省にて)

2016/12/3

明治期 芭蕉布”藍格子”織物裂  染織




クリックすると元のサイズで表示します

製作地 日本 沖縄県(旧琉球王国)  
製作年代(推定) 19世紀末〜20世紀初め 明治時代
素材/技法 糸芭蕉、木綿、天然藍(琉球藍) / 平地、格子織
サイズ 幅(緯):32cm、長さ(経):52cm

芭蕉布は”糸芭蕉(Musa liukiuensis=リュウキュウバショウ)”の葉鞘(偽茎)から繊維を採り出すモノであり、この糸により織り上げた布は、適度な張りと柔らかさがあり丈夫である、軽くて通気性・ 肌触りが良い(=高温多湿な土地の衣料素材として優れる)等という特性がありますが、その反面、糸芭蕉を栽培・管理し、皮を剥いで、灰汁炊きし、繊維を採り出 し、糸結い(つなぎ)をし...といった糸作りだけでも膨大な手間隙が掛かるものであり、かつ一片の葉鞘から得られる衣料用に適した上質な繊維は極わずか、糸作りに加えて染め・織り・仕上げまで含めると、一つの反物を完成させるのに最低でも数箇月もの期間を要するといったモノとなります。

本品は琉球王国の日本帰属後の明治中後期に手掛けられた推定できる着物解きの芭蕉布裂で、無染の糸芭蕉に琉球藍で染めた木綿を交織し”縞格子”としたもの、極めて繊細に細手に裂き・結いされた糸芭蕉と、それに細さと質感を合わせて紡ぎ撚られた木綿糸が用いられており、布感は適度な張りを有しつつも柔らかく肌触りが優しく、当時の熟練した技術を有する者が糸作りと織りにあった上質な芭蕉布ならではの質感の豊かさが感じられます。

19世紀後半〜末、中継貿易の衰退と琉球処分により琉球王国の染織文化は衰退、さらに大正・昭和と近代化の波にのまれていく中、太平洋戦争により壊滅的な打撃を受け、琉球本来の”生活の布・衣”としての芭蕉布製作の伝統は一旦(後年復興)失われてしまいました。

質朴でありつつ、優しく静かに華やぎ薫る、古き良き生活の琉球芭蕉布裂です。



クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します






クリックすると元のサイズで表示します




●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2016/12/1

江戸後期 刈安染め・大麻布  染織




クリックすると元のサイズで表示します

製作地 日本 ※地域不詳
製作年代(推定) 19世紀後期 江戸時代末
素材/技法 大麻、天然染料(刈安) / 平織り
サイズ 幅(緯):33cm、長さ(経):65cm

イラクサ科の”苧麻”やクワ科の”大麻”の茎から繊維を取り出し染織・衣の素材とする”麻糸”及び”麻布”は、原始にまで遡る縄文の時代から日本人の生活の用を成していたことが、古文書や遺跡の発掘研究等により明らかになっております。

取り分け”大麻”は古来より神事との結び付きが強く、神前に手向ける”ぬさ”を織るための神聖な草として崇められ、また人の背丈を越えて真っ直ぐに生育する大麻草の姿は子供の健やかな成長に繋がる願掛けの意を有する意匠(麻の葉模様等)としても親しまれてきました。

本布は経・緯双方に繊細な手績みの大麻糸が用いられた19c後期の上質な平織りの”大麻布”で、刈安(近江刈安)により色付けがなされたもの、枯淡でありながらも同時に華やぎ感のある”黄”の美しさが印象的ですが、近江刈安の染色については正倉院文庫中に記載があるほど歴史があり、大麻+刈安の取り合わせもこの時代より続いてきたものと推察されます。

肉眼レベルよりも相当倍率を上げて糸・組織を目にした際に(下拡大画像参照)、江戸期の上手大麻布(高宮布等)に特徴的な、均質で密度の高い繊維遣いと織り、また凸凹感の無い丁寧な撚り繋ぎの高度な手仕事ぶりを確認することができます。

長きの歴史が培い、神事・仏事に用いられてきた織り布・染め色としての格調の高さを感じさせ、どこか心の奥底、遺伝子を刺激されるような心地となる日本伝統染織の優品です。





クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します





クリックすると元のサイズで表示します




●本記事内容に関する参考(推奨)文献



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ