2017/1/31
藩王国の時代の精神性が今も薫る土地 旅の一場面









(写真 インド・ラージャスタン州 ジョードプルにて)
2017/1/27
18cインド・ラージプト絵画 「クリシュナとラーダ」 絵画

製作様式 インド細密画 ラージプト絵画・ジャイプール派(Jaipur school)
製作年代(推定) 18世紀後期
素材 紙、顔料、額装(ガラス・木枠)
サイズ 額全形:横16.3cm×縦23.9cm、画:横13.2cm×縦19.5cm(※欠けあり)
クリシュナ神と恋人ラーダが描かれた“ラージプト絵画・ジャイプール派(Jaipur school)”としてインド細密画、18世紀後期のアンティークの作品。
空を見上げ一点を指差すラーダとラーダの腕を取るクリシュナの生き生きとした情景が印象的な作品、絵上部に欠落及び擦れ等の損傷箇所がありますが、インド細密画マスターピースのみが有する濃密な空気感に惹き込まれます。








●本記事内容に関する参考(推奨)文献
2017/1/25
インド辺境の城砦都市 旅の一場面




(写真 インド・ラージャスタン州 ジャイサルメールにて)
2017/1/21
インド伝統絵画(ラージプト絵画)の地のホテル 旅の一場面




(写真 インド・ラージャスタン州 ウダイプールにて)
2017/1/19
19cムガル系絵画 「行者と王子」 絵画

製作様式 インド細密画 ムガル系絵画(Mughal school)
製作年代(推定) 19世紀
素材 紙、顔料
サイズ 紙全形:横22.3cm×縦35.8cm、画部分:横16.5cm×縦31cm
森の洞窟に隠遁する行者を訪ね、その教えを聞く王子と従者の姿が描かれた“ムガル系絵画(Mughal school)”としての19世紀作インド細密画。
写本の挿絵として描かれた一葉で、遠景には白亜ドーム屋根のイスラーム建造物、人物の手前にはライオンと鹿の動物が配されたもの、ムガル系絵画固有の硬質な場面構成の中に物語の叙情性が感じられます。
紙の全形は横22.3cm×縦35.8cmと、この種の写本挿絵としては比較的大判で、細密な筆致と端整な彩色を併せ、インド細密画マスターピースとしてのマクロ面・ミクロ面でのスケール感と精神性の深みが伝わる作品です。








●本記事内容に関する参考(推奨)文献
2017/1/13
冬の陽溜り 旅の一場面



(写真 インド・グジャラート州 カッチ地方にて)