2017/2/28

コーヒスタン〜チトラルのカフィール彫刻像  技巧・意匠・素材




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(写真 パキスタン・カイバルパクトゥンクワ州 ペシャワール ペシャワール博物館にて)

2017/2/26

インダス・コーヒスタン ”生命樹文”刺繍サッシュ  刺繍





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製作地 パキスタン・カイバルパクトゥンクワ州 インダス・コーヒスタン地方 Indus Kohistan
製作年代(推定) 20世紀前期
民族名 コーヒスタン族(Kohistan)
サイズ 横幅:23cm、全長:127cm(フリンジ部分除く)
素材 木綿地、絹刺繍、ロシア製銅版更紗(裏地)

パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州“インダス・コーヒスタン地方(Indus Kohistan)”に生活する「コーヒスタン族(Kohistan)」の手による、祝祭用の刺繍サッシュ。

“コーヒスタン族”は古来よりこの地方に生活する先住民族であり、パシュトゥーン系民族の流入により生活エリアを辺境の極小地域に狭められながらも、独自の生活文化を守り続けてきた少数民族となります。コーヒスタン族は、チトラル渓谷に生活する“カラッシュ族(Kalash)”と同様、その多くが近年までイスラーム化を拒みカフィール(異教徒)として生活をしてきた人々であり、彼らの手掛ける衣装や装身具は、他に類するモノの無い独自の様式美が薫るモノとなっております。

本刺繍サッシュは1m20数cmの長い布上に一本の“生命樹”が流麗な枝ぶりとともに伸び伸びと力強く描き込まれた作品、その生命感溢れる刺繍モチーフに目と心を奪われます。

外界と隔たった辺境山岳地帯で、土着の信仰のもとに生きてきた民のもとに伝え継がれてきたモノならではの、どこか神秘的かつ新鮮味溢れる意匠に魅力を感じる一品です。





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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2017/2/12

19cラージプト絵画 「聖者から護摩祈祷を受ける女性」  絵画




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製作様式 インド細密画 ラージプト絵画
製作年代(推定) 19世紀
素材 紙、顔料、金彩
サイズ 紙全形:横12.2cm×縦19.8cm、画部分:横9.2cm×縦15.7cm

隠遁修行する聖者を訪ね、護摩祈祷を受ける貴婦人の姿が描かれた“ラージプト絵画”としての19世紀作インド細密画。

漆黒の闇夜に護摩を焚き祈祷を受ける聖者と女性の姿が、背景は華飾を廃し人物表現は緻密に描かれた秀逸な場面構成と空気感を有する一枚です。



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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2017/2/4

インド・ヴァラナシ 絹朱子地”蔓花文”モール錦  染織




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製作地 インド・ウッタルプラデッシュ州 ヴァラナシ
製作年代(推定) 20世紀半ば
素材/技法 絹、金属モール糸(撚金属糸・ザリ) / 朱子織、緯紋織、ブロケード
サイズ 横幅(緯):53cm、縦(経):46cm

ヴァラナシはヒンドゥの聖地あるとともに近郊に仏教の聖地(初転法輪の地)サルナートを擁する宗教の都として、古代からの長い歴史を刻んできた街で、近世ムガル帝国の時代にはダッカ(現バングラデシュ)と並ぶイスラーム宮廷織物の最盛地として栄えた土地でもあります。

このヴァラナシは、取り分け優れたモスリン、錦、金銀モール(”モール”は”ムガル”が語源)の織物が生み出された地であり、ムガルの時代とは素材や技巧は大きく変わったものの、現在も多色の絹に撚金属モール糸(ザリ)を織り込んだ“ヴァラナシ錦”は、婚礼を中心とする高級な衣装用生地及びタペストリー等の調度品及びお土産品としての生産が続けられております。

本品は”紅赤”の絹を経糸とする朱子地(経朱子)の中に、”紺(青)””緑”の絹糸及び撚金属の”モール糸”が緯紋織として織り入れられ、四周をボーダー文様で囲む”蔓花文”が端整に織り表わされたもの、祝祭・婚礼時に用いる小ぶりの掛け布(ルマル)として手掛けられたものとなります。上質な絹糸とモール糸が用いられジャカード仕掛けの紋織機で織られたもので、糸作りと織りの双方から、熟練職人が高度な技巧を駆使した織物としての精神性が伝わってまいります。





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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2017/2/2

昔日の妖気が封じ込められた邸宅ホテル  旅の一場面




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(写真 インド・ラージャスタン州 ジャイサルメールにて)



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