2017/8/31

夏の終わりに  旅の一場面





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(写真 ラオス・フアパン県 サムタイにて)

2017/8/30

昼下がり  旅の一場面




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(写真 ラオス・フアパン県 サムタイにて)

2017/8/29

20c中 クメール 絹格子&経緯併用絣布  染織





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製作地 タイ東北部 イサーン地方南部 スリン Surin
製作年代(推定) 20世紀中期
民族名 クメール系タイ人(Khmer)
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料/平地、縞格子、経絣及び緯絣(経緯併用絣)
サイズ 幅(緯)95cm×長さ(経)180cm


タイ東北部のイサーン地方南部”スリン(Surin)”で手掛けられた、絹格子&経緯併用絣布”アウン・プロム(aum prom)”、20世紀中期の準アンティークの作品です。

イサーン地方南部の、現カンボジアと国境を接するブリラム・スリン・シーサケットの各県はクメール王朝時代の遺跡が残り、クメール系の住民が多く生活する土地柄となります。

いずれも絹織物を主体とする伝統染織の産地ですが、取り分けこのスリンは黄金繭として知られるカンボウジュ種絹繭の養蚕が小村で継承され、手引き・手紡ぎ、天然染料の準備と染め、簡素な木杭作りの機での手織り、の昔ながらの表情を保つクメール織物がつくられてきました。

一見すると落ち着いた色表情の質朴な平地・格子の布ですが、実際には色格子の中に無数の白班が経糸・緯糸双方の絣(=経緯併用絣)として散りばめられる手の込んだ織物で、糸作り・染料作りから始まる丹念な手仕事からのみ生み出し得る特殊な染織作品となります。

現在では失われし素材感及び技巧・意匠のもの、カンボウジュ種絹と天然染料により手掛けられた古のクメール伝統染織、経緯併用絹絣の知られざる逸品です。






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2017/8/28

雨の季節も  旅の一場面




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(写真 ラオス・ルアンパバンにて)

2017/8/27

ラーンサーンの古都で  旅の一場面




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(写真 ラオス・ルアンパバンにて)

2017/8/26

20c中 カム 木綿経縞&経絣腰衣  染織




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製作地 ラオス北部
製作年代(推定) 20世紀中期
民族名 カム族 (Khmu)
素材/技法 木綿、天然染料、大麻(裾布)/平地(経地合)、経縞、経絣
サイズ 全幅(経)116cm(筒状縫製)、総丈79cm(うち本体部(緯):54cm、裾布部:25cm)


ラオス北部に生活する「カム族(Khmu)」の手による経縞絣腰衣、20世紀中期の準アンティークの作品です。

モン・クメール語族に属するカム族は、ラオスの地にラーオ族が移住してくる以前から生活の拠点を築いていたと考えられる先住系の民族であり、現在においても、ルアンパバン県を含め、ラオス北部の幾つかの県においては、人口の最多数を占める民族グループとなっております。

カム族の多くは、精霊信仰のもと農業・漁業・畜産を主体とする古朴な生活を続けており、その中で大麻・木綿を栽培し、独自の技巧・意匠による染織・衣装作品の製作を継承してきました。

本腰衣は、手紡ぎ木綿を天然染料により多色に染めた糸により”経縞絣”の意匠で手掛けられたもの、地合は経密(緯は木綿藍糸)となっており、カム族伝統の腰機により織り上げられたものと考察されます。

作品を一見すると、横方向の多重縞と幅広くとられた裾布により”タイ・ルー族”の腰衣とも思えますが、本体部の織りが経地合の経縞絣であること、裾布の素材が大麻(ヘンプ)であること等を総合して、タイ・ルー族織物のデザイン的影響を受けたカム族織物であると判断できます。

手紡ぎ木綿・手績みヘンプ・様々な色合いの天然染料、素材の質感の豊かさが際立つ織物・衣装であり、カム族伝統染織の技巧の高さ・意匠の完成美に魅了される一品です。






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●参考画像 相似するデザインのタイ・ルー族の腰衣

デザインは相似するものの、タイ・ルー族の腰衣本体部は”緯縞”、カム族では”経縞”と技巧が異なり、タイ・ルー族の腰衣では裾布に大麻が用いられることはほぼ無いものと考察されます。

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※上画像はChiang Mai University刊「CULTURAL HERITAGE 0F TAI LUE TEXTILES」より転載いたしております。






●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2017/8/25

昔ながらの”折り藁まぶし”で  旅の一場面




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(写真 ラオス・フアパン県 サムタイにて)

2017/8/24

手を繋いで家路へ  旅の一場面




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(写真 ラオス・フアパン県 サムタイにて)

2017/8/23

20c前 タイ・デーン 縫取織頭布”パー・カーン・ソーン”   染織




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製作地 ラオス北東部 フアパン県 Houaphan Province
製作年代(推定) 20世紀前期 ※フリンジ布の全部又は一部は後年付け替えられたもの
民族名 タイ・デーン族(Tai Daeng)
素材/技法 木綿。絹、天然染料/平地、縫取織
サイズ 本体部分:横幅(緯)31cm×縦(経)52cm(フリンジ部分除く)、黒布部分:横幅32cm×縦70cm(3枚接ぎ)


ラオス北東部のフアパン県に生活する「タイ・デーン族(Tai Daeng)」の手による、縫取織頭布”パー・カーン・ソーン(phaa khan soeng)”、20世紀前期の準アンティークの作品です。

本品は、ラック染めの絹×絹を地に、天然染料で染められた絹により立体的な”浮文”モチーフが織り表わされた装飾パネルと、天然藍により黒に近い濃藍に染められた木綿平織り地の帯状布からなるやや細幅の頭布で、タイ・デーン伝統デザイン様式の作品となります。

装飾パネルには、インドのタントラに由来するとされる菱格子文とナーガの胴体・頭を表わす鎌状のモチーフが連続文様として織り描かれており、これは一般使用の頭布で見られるデザインとは異なり、シャーマン(巫師)が宗教儀式の際に用いた種類のものと考察することができます。

タントラ由来の”目”が並ぶデザイン構成から、一般使用の頭布とは明らかに異なる存在感と迫力が伝わり、シャーマン使用の儀式用頭布としての濃密な精神性が薫ってまいります。

色彩面では縫取織に用いられた青緑(エメラルドグリーン)と紫紺(パープル)の鮮やかな色味が印象的、これらは藍・蘇芳・ウコン等の天然染料の巧みな掛け合わせにより発色させたもの、カンボウジュ種絹の質感の豊かさも相俟って、色ひとつひとつの表情の瑞々しさに惹き込まれます。






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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 

2017/8/22

サムタイ伝統家屋の竹網代壁  旅の一場面




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(写真 ラオス・フアパン県 サムタイにて)



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