2017/8/29

20c中 クメール 絹格子&経緯併用絣布  染織





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製作地 タイ東北部 イサーン地方南部 スリン Surin
製作年代(推定) 20世紀中期
民族名 クメール系タイ人(Khmer)
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料/平地、縞格子、経絣及び緯絣(経緯併用絣)
サイズ 幅(緯)95cm×長さ(経)180cm


タイ東北部のイサーン地方南部”スリン(Surin)”で手掛けられた、絹格子&経緯併用絣布”アウン・プロム(aum prom)”、20世紀中期の準アンティークの作品です。

イサーン地方南部の、現カンボジアと国境を接するブリラム・スリン・シーサケットの各県はクメール王朝時代の遺跡が残り、クメール系の住民が多く生活する土地柄となります。

いずれも絹織物を主体とする伝統染織の産地ですが、取り分けこのスリンは黄金繭として知られるカンボウジュ種絹繭の養蚕が小村で継承され、手引き・手紡ぎ、天然染料の準備と染め、簡素な木杭作りの機での手織り、の昔ながらの表情を保つクメール織物がつくられてきました。

一見すると落ち着いた色表情の質朴な平地・格子の布ですが、実際には色格子の中に無数の白班が経糸・緯糸双方の絣(=経緯併用絣)として散りばめられる手の込んだ織物で、糸作り・染料作りから始まる丹念な手仕事からのみ生み出し得る特殊な染織作品となります。

現在では失われし素材感及び技巧・意匠のもの、カンボウジュ種絹と天然染料により手掛けられた古のクメール伝統染織、経緯併用絹絣の知られざる逸品です。






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