2021/12/15

ミャンマー 19c 木造金彩仏教浮彫パネル残欠・脇侍(童子)像  仏神像




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製作地 ミャンマー中部
製作年代(推定) 19世紀
素材 木製(チーク材)、漆、金彩
サイズ 高さ約19cm、幅(最大部)約12cm、奥行(最大部)約7cm、重さ215g

19世紀のミャンマーで手掛けられた仏教寺院や僧院を荘厳する浮彫パネルの部分(残欠)としての木造金彩脇侍像。

跪いて捧げ物をする童子の姿がハイレリーフ(高浮き彫り)の技法により立体感豊かに造形されたもので、浮彫パネル全形では中央に仏陀(菩薩)様が、左右に本品及び対となる童子が脇侍として配され、手には花(蓮華)を持していたのではないかと推察されます。

部分(残欠)ながら信仰のものとしての濃密な精神性が宿るとともに自律美を有している、欠損や漆金彩の古色を含め”残欠ゆえに美しい”と実感される浮彫像です。


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(光学顕微鏡による画像)
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2021/12/10

江戸時代後期 重ね車輪&萩模様・型染裂  染織




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製作地 日本 ※地域不詳
製作年代(推定) 18世紀末−19世紀前期 江戸時代後期
素材/技法 木綿、天然顔料 / 型染、片面染め
サイズ 幅(緯)35cm、長さ(経)138cm

重ね車輪(源氏車)と萩模様が多色で染め表された江戸時代後期の型染裂。

細糸太糸が入り混じり厚手に織られた木綿地にややくすんだ空色に近い青と灰・赤茶の3色遣いで模様が型紙を用いて染め表されたものですが、地色の染めは藍の染料ではなく顔料が用いられている点に特色があり、”和更紗”の呼称がより似合う作品です。

同種の顔料染め型染(和更紗)が鎧下に用いられたケースがあり、本布も入手時に鉄錆の付着箇所が確認されたことから、やはり武家装束を用途に手掛けられたものと推察されます。

特定の身分階層向けに型紙職人・染め職人等が技巧と意匠を凝らし、定められた様式により染織作品を生み出していた時代に固有の雅趣が感じられる一枚です。


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2021/12/5

沖縄 19c末−20c初 絹(紬)”黄色地網目小花蝶貝模様”紅型  染織




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製作地 日本・沖縄県
製作年代(推定) 19世紀末−20世紀初期
素材/技法 絹、顔料 / 型染、糊防染、片面染め
サイズ 幅(緯)34cm、長さ(経)508cm

紬織の絹を台布として網目の地模様と花貝蝶等の小模様が多彩に散りばめられた、19世紀末〜20世紀初期作の黄色地紅型。

反物の半分弱5mの長さがあることから、通常サイズの紅型衣裳とは異なる胴衣や子供着等を仕立てた残りの布が保存継承されてきたものと推察されます。

送りが11.5cmの中模様型紙による染めですが、白地型紙と染地型紙の双方を用いて模様を重層的に表す”朧型(ウブルガタ)””重型”と呼ばれる技法がとられており、染め柄はのっぺりと平面的ではなく、黄の地色と黒の網目模様、更には花貝蝶の散し模様のそれぞれが立体感を伴って目に写り、王朝期紅型直系の作品としての格調と完成美が宿ります。

絹地ゆえに顔料の発色が鮮やかで華やぎがあるとともに、紬織ならではの光沢が抑えられたマットな質感と落ち着きが同時に備わっており、この点も本布の魅力を高める要素となっております。土地と時代の色香を纏った一品です。



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2021/12/1

明治時代 鶴丸&唐草模様・筒描蒲団  染織




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製作地 日本 ※地域不詳
製作年代(推定) 20世紀初頭 明治時代
素材/技法 木綿、染料、顔料 / 筒描、型染
サイズ 幅134cm(4枚接ぎ)、長さ179cm、厚み3〜4cm程度

翼を伸び伸びと大きくひろげた”鶴丸”模様が、4巾(4枚接ぎ)の表地全体に躍動感たっぷりに染め描かれた明治期の婚礼用蒲団。

裏地と縁には”菊唐草”模様の型染布が配されており、中綿の入った製作時のままの姿で現在に継承されたものとなります。

朱赤に色づけされた鶴の翼は黒に近い褐色(かちいろ)地を背景に燃え立つような鮮烈な印象があり、鶴丸から四方に伸びる筒描による蔓唐草は流麗で生命力に溢れ、大きさも相俟って、作品を目にしていると圧倒されるような存在感と華やぎが感じられます。

綿入りで百余年間にわたり大切に保管され今に伝えられた貴重な明治期筒描蒲団の完美品、時代の空気が凝縮されたような一品です。


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