2011/4/21

地方向けに少量生産された初期銅版更紗  染織



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製作地 インド・グジャラート州 アーメダバード  製作年代 19世紀後期〜20世紀初頭
素材/技法 コットン、ターキーレッド他合成染料/銅版プリント、多色重ね染め

産業革命によりヨーロッパで生み出された大量生産の技術としての”銅版プリント”。インドにおいても19世紀後期より国内消費向けの銅版更紗が手掛けられるようになりました。

インド製銅版更紗の初期のものには、当時の大量(大衆)消費向けに馴染まないであろうローカルな絵柄のものも多く、また動力仕掛けのローラー捺染でななく、職人が版を重ね染めする半手仕事のものが中心であったため、実際には大量生産とはほど遠い少量生産の品モノでした。

この孔雀とオウム柄の、明らかにカッチ地方やサウラシュトラ地方の人々向けに、当地の婚礼刺繍からデザインが写された銅版更紗も、僅かな生産量・製作期間にとどまったと思われ、今では目にする機会の限られる稀少なものとなります。


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●グジャラート州カッチ地方に生活するパテル族の手掛けた婚礼刺繍



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