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2005/3/14

天国で君に逢えたら  日記

 先日ガンのためお亡くなりになったプロウィンドサーファー飯島夏樹さんの著書「天国で君に逢えたら」を読みました。彼のことは先月あたりに放送された特集番組で初めて知りました。そのときはまだハワイで闘病生活を送っておられたようで、とても感銘を受けました。告知を受けてからの彼の葛藤・絶望、そしてそれを受け入れ、更には毎日を輝いて生きるまでになった強さに言葉がありません。奥様、家族の絆が本当に素晴らしかった。葬儀の映像を見ましたが、晴れ晴れとした笑顔を家族は見せていました。彼の戦い抜いた、輝きつづけた人生に最後まで家族は共にいました、なんてすごい光景だろうと言葉を失ってしまいました。

 私は小学1年生くらいから死にたいする恐怖感によく襲われていました。今でも時々あります。中学生のときは毎日のように夜になると恐怖でなかなか寝られない日々を送ることがありました。小学一年生のとき初めて発作的に恐怖に襲われて大泣きした私に父がこう言いました「人間は死ぬまでにやりたいことを精一杯すればいい」と。しかし幼い私は、そんなこと言ったって死ぬことが回避されるわけじゃないじゃないかとおもってしまったわけです。今になればその言葉の意味がよくわかります。
 病気になっても健康なままであろうといずれは死をむかえるわけで、どちらにしろ与えられた命を精一杯に生きることに変わりはないわけです。飯島さんの姿に私は学ばされることだらけでした。彼の著書は自伝的小説といえばいいでしょうか、ガン患者でなければ書けないものでした。なのに絶望感が漂うよりも、暖かさでいっぱいでした。ものすごい絶望に苦しむ毎日なのに、それを超えた暖かさに満ちている。これは本当にすごいことだと思います。
 
 以前母から進められたベストセラー、小児ガンを体験した子供たちを取材した「種まく子供たち」を読んだときもそれを感じました。ただ、家族の苦しみが大きすぎてなかなか読み返すことができませんでした。もういちどこれも読んでみようと思います。この二冊お勧めします。



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