Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2005/4/16

休憩  日記

 この季節は部屋の中にずっといるよりも少し外に出たいと思う。今日は15分ほど新緑を眺めながら外でコーヒーを片手にぼーっとできた。人と他愛もない話をちょっとしながらコーヒーを飲む。今日一番の至福なり。
 ヨーロッパ方面だとお茶の時間・カフェでのひと時がとても大事にされている。日本ではカフェにいちいち行けないけれど、ちょっと一息はほんとに心と体にいいと思う昼下がりでした。ポルトガルのカフェが楽しみです。絶対にカップを買ってこようと決めています。ビビっとくるものにめぐり合えますように。
 Vamos ao cafe'. 

2005/4/15

発音第一!  日記

 今日はまたスタジオをかりてファドの練習。Esquina do SomからいただいたオケMDで新曲を練習しました。発音の仕方を一句一句確認しながらの練習でした。発音により喉がしまる状態で高音となる個所がたくさんあり、悪戦苦闘。リズムや言葉本来の音が上手く出せないことが判明。今日はそこを重点的にやりました。普段の日本語にない筋肉を使うので、喉ががちがちになりやすいんです。こうなったらやみくもに歌ってもだめなので、一句一句の舌の位置・鼻腔への共鳴・口の開きの大小を確認して、筋肉のつながりで覚えます。
 LとRの舌の位置を意識していくと逆に突破口となりスムーズに難点解決に至りました。あと意外なポイントがUの発音でした。舌を奥へ引っ込めて鼻に響きを作ると単語のもつリズムが綺麗にでます。例えばternuraはRとUの発音で単語の持つリズムと音が決まります。これが決まるとポルトガルギターとの相性が本当に良くなりました。
 他にもいっぱいポイントがあるのですが書ききれませんので割愛・・・。なかなか実のある練習でした。

2005/4/14

人生勉強  日記

 本日より日本舞踊を習い始めました。藤間蘇女丸先生のお稽古です。大学以来のお稽古です。個人的に習うのは初めてなのでとても楽しみにしていました。
 初回は事務所の同期の神田紫乃ちゃん、新井恵理ちゃんと三人で合同のお稽古でした。今日はまず浴衣の着方からスタート。大学では大人数の授業なので細かいところまでは一人一人見てはくれませんでした。こうやって初歩からじっくり教われるので本当にありがたいです。着替え後は挨拶の仕方・襖の開け閉めの仕方・たち座り・お扇子の扱い方・袂のさばき方・歩き方(すり足)をやって、踊りも少々やりました。
 久しぶりに日舞を踊りました。着物は日常でもよく着用するのですが、踊るのは久しぶり、気持ちいいです。気持ちがしゃんとします。やっぱり私は日本人だなあって感じます。好きなんですよ和の世界。

 どんな芸術にも共通すると思いますが、動作一つ一つに必ず意味があります。今日の日舞はそのかたまりです。振りは右手からなのか左手からなのか・何を意味するのか、必ず理由があって、同時に無駄なものはどんどん省きます。今までバレエ・ジャズダンス・狂言・歌唱等いろいろやってきましたがどれもそうですね。振付師はイメージを足の一歩にまで求めて振付けますし、楽譜の一音一音を作曲者はこだわってかくし、戯曲も一字一句に血が通っています。ファドも同じだなとつくづく思いました。
 私は女優であるし、ファディスタでもあるし、ダンサーをすることもあります。一体何がやりたいんだという人もいますが、表現がやりたいのでこれだけというのはありません。理由は上記です。手法はちがっても根源は同じだからです。特に売りとするのは女優・ファディスタなのですが、まだまだ自分の可能性を伸ばしたいし、女優・ファディスタをさらに伸ばすためにはダンスも日舞も必要。そんなわけで、人生修行の日々は続きます。勿論遊びも必須

2005/4/13

母音  日記

 今日はポルトガル語の発音をチェックしながらのファドの練習。気がゆるむとすぐにRとL、DとZがぐちゃぐちゃになります。最近はそれ以上に母音の使い分けに注意をはらって練習しています。「ウ」にしても舌を前に出すのか奥に引っ込めて発音するのかで全く言葉の音色がかわります。そのあたりを研究するのが最近はおもしろい。メロディーだけを追いかけても平坦になるだけ、リズムをとっても何か違う、答えはポルトガル語本来の発音によるリズム。この舌と唇の動きを筋肉で覚えた上で歌わないといけない。
 日本語にもこういった母音の細かい使い分けがありますが、昔の方々に比べるとかなり舌先発音が中心となってきています。私も人のこと言えませんが。
 歌詞の韻の踏み方にもこの発音がからまっている。「a」で終わる行が続いていても、発音記号では開口音と閉口音ではっきり違いがあり、実は歌詞中でそれが交互に組み合わされていたりします。聞こえる音の心地よさに親密な関係があるので要練習です
 ではおやすみなさい。Eu vou para a cama.(布団にはいります

2005/4/12

心がけ  日記

 朝、寝室の窓をあけ、玄関・水ぶきをして、下着から身だしなみを整える。先日出会った写真家夏野苺さんから教わったおまじない。風水とかはよくわからない私だけど、これならできるし、気持ちもぱりっとして気持ちがいい。「一流の人ほど縁起もかつぐ」という彼女の言葉に思い切ってだまされてみようかと。迷信を信じるとかではなく、やるべきことはやって、更に自分にとってラッキーなものや習慣をプラスして自信にするということ。案外みんな知らず知らずにやっていること。楽しんでやれればとても素敵なおまじないになる。たしかに楽屋に必ず持っていってしまう物がある。お気に入りのもので囲まれることは結構大事に思う今日この頃。
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 お気にいりのりんごグッズ。右が去年の秋に「幸せ猫」で共演した神田麻衣さんがくれたりんごのキャンドル。左が「サーカス物語」で共演した山本亜紀ちゃんがくれたりんごのストラップ。私にとってのラッキーアイテムです。

2005/4/11

guitarra  日記

 猫さんたちが大暴れの季節です。家の近所では今日も明け方5時ごろまで大騒ぎしていました、何かが破壊された音もしていました
 家の近所の半野良猫たちは私のことを匂いで憶えているようで、通りかかっても逃げません。逃げるのは仔猫か新参者です。夏にはまた仔猫ちゃんが増えるんでしょうね。

 作詞にあたり辞書とお友達状態。今日は広辞苑さん登場。使っていない言葉がこんなにあるんだなーと実感。ぱらぱらめくってみているのもおもしろいです。野田秀樹さんの戯曲集もおすすめ。言葉遊びワールドで、韻の嵐が心地いい。読んでいるとなんだか言葉に自由になれる気がしてきます。
 
 今日大きな発見がありました、「ファドに詞をつける段階で、ポルトガルギターの合いの手の存在を忘れてはならない」ということ。Esquina do Somの月本さんと出来上がりの歌詞を吟味していてわかったことでした。歌い手の立場だけでは気づけませんでした。ギターとのやりとりは次の段階といえば確かにそうなのですが、歌詞が字余りになるとポルトガルギターの合いの手を殺してしまうというのが彼の意見。「おおーっ!」と頭に電気がつきました、自分で書いてみて初めてわかったことでした。今まで歌ってきた曲でも合いの手を意識していましたが、もっと歌とポルトガルギターとギターの伴奏にいいやり取りが生まれればと探求中だったので、初歩的ですが嬉しい発見でした。これがわかると、もっと伴奏とからめる!
 確かにいいファドは合いの手との合相がいい。なんでかなと思っていました。アーティストたちの技術・人間関係や感性の領域がすべてといばそうなのですが、何かあるはずと思っていました。
 実際に意訳から作った自分の歌詞の字余りを思い切って削除して簡潔にまとめると、その削った部分がポルトガルギターの合いの手で埋められていく関係が成立するんです。行間を読むという作業が音楽的にここで発生しているんですね。自分で書いているから余計にその大事さを感じます。私以外の新しい感覚がより一層入ってくるわけです。ファドに楽譜がなくてもかまわないのはこういうところなんでしょうね。アドリブでそれが成立しているからおもしろい。ジャズなんかもそうなんでしょうね。
 当たり前でしょう、と思われた方も多いと思いますが、私には「知っているつもり」→「確信」の大変化だったので今日は小躍りです。

 以前、Esquina do Somのお二人との練習中に、こんなことがありました。ある曲に「ロザリオ」の歌詞がでてきて、すぐあとにギターの合いの手が入ります。水谷さんの奏でた音がロザリオが鳴った音のようで、鳥肌がたちました。それ以来必ずいれてもらっています。毎回入っていてもライブのたびに表情がちがっているので、歌うたびにどんなものがくるか楽しみでした。同時に、歌がひどければいい音は聞こえてこないのでスリル満点でもあります。月本さんのポルトガルギターにしても同じで、三者が呼応するように鳴り合う瞬間をもとめてきました。今回の発見で、こういったことがもっと深まっていくといいなと思います。ポルトガルでもそのあたり探ってきます。

 おお、今日は長い長い。

2005/4/10

わき道  日記

  Boa Noite.
 ファドの意訳から日本語歌詞作成作業中。意味を調べていると他の曲に出てくる歌詞の意味が新たにわかったりするので、しょっちゅうわき道にそれながら作成。すぐに書き留めておかないと忘れてしまうので、訳を一曲やりだすとだいたい5曲分くらい他の曲のもタッチしながらになってしまいます。気づいたらものすごい時間がかかっててびっくり。

 ポルトガル語に関するいろんなページを検索していました。現地に住んでいる方の日常常用語のコーナーがとてもおもしろい。実際は本にのっている形より短縮されて使われている言葉がいろいろあるとか、カフェではビッカ(濃いコーヒー)よりもカフェと注文するほうが普通だとか。こういうのを知っておかないと現地で大混乱しそう。といってもいざ話すとなるとぜんぜん口に出てこなくてあたふたするんだろうなあ。

 Pronto.Ate' amanha~.(’はeの上・~はaの上)



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