Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2005/9/12

Gênio(天才)  日記

 今日は早起きして朝からお仕事とファド練習尽くし。少し前に陥った「日本語的ポルトガル語発音」は少しずつですが回避できました。さすがに昼過ぎから喉に疲労がでてきたので小休止して10月末のペソアさんでの「カスティーソナイト」の構成を考えていました。これが難関。
 ジョアナ・アメンドエイラのCDが13曲中11曲がカスティーソという見事なCDです。どういう構成にしているか参考に。パソコンで、自分が歌う予定の曲を並べて仮想ライブ状態で聴いてみたりも。といっても自分の声のものはないのでカマネーとかアマリアとかアメンドエイラとかそうそうたる面々、それはそれで考慮して聴きます。頭の中での想像と実際の印象は違いますので、聴いてみての印象を確かめながら構成する。曲順ってライブの成功を70%くらい決めてしまうからまだまだ悩み中。日を置いて何回か聞き比べる予定です。
 
 演出家の蜷川幸雄さんが大学の修了公演を演出してくださったときのことを思い出しました。オムニバスでいくつもの作品をやる形をとって稽古していました。本番が迫り、いざ構成を決めるときに、それぞれの作品名を書いた紙を稽古場の壁にはって、何度も何度も並べ替えて考えていました。助手の若手の人が紙がゆがんだ状態で適当な貼り方をするととても怒っていました。構成を考えるときに、頭の中で整理するために視覚的に並べるやり方が彼には大変重要だそうです。その壁の紙を見ながら音楽のつながりをディスカッションしたり、シーンの入れ替わりだけを試してみたりして決めていきました。何日かたってからふと壁をみて、やり直したりもしました。大勢の人間で作り上げるためという理由もありますが、視覚にうったえるというのは効果的。頭の中だけじゃ考えられません。こういった細かいところがおろそかではないからこそ「天才」と言われるのだとその時ハッとさせられた思い出があります。
 



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ