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2007/3/23

teatro  日記

 先月のことですが、映画監督の行定勲さん最初で最後の舞台演出作品「フール・フォア・ラブ」を観てきました。
 心を揺さぶられました。役者の力が凄かったです。寺島しのぶさんと香川照之さんのほとばしる感情、時にガラスのように、時に火薬のように、その心が観客をさらっていきました。甲本雅裕さんがその間で揺れて揺れて、その必死な姿がクッションになって心和ませてくれてました。そして、それすべてを見つめる大谷亮介さんの目・・・。この4人のアンサンブル、観ることが出来て本当によかったです。

 細かなことを書き始めると長くなりますし、劇評を書く文才はないので、うまく説明はできません。観にきてよかったと心から思える舞台でした。舞台上の呼吸と間と心の火花、行定監督お見事でした。視線と、呼吸だけであれだけ魅せられるなんてなかなかありません。アメリカの設定ですが、男と女が持つ純粋な感情と葛藤と憎しみが手にとるように見えてくるので、外国人を日本人が演じることのギャップを感じることもなく、のめりこめました。

 監督は大の演劇好きで、しょちゅう観劇をしながら、一生に一度は舞台をやると構想をつづけていたそうです。所属事務所の大先輩・大谷亮介さんが監督から出演依頼を受け、「老人役」で出演しました。4人しか登場しない作品ですが、ラブコールがかかった理由は、俳優としての魅力はもちろんのこと、舞台演出まで手がける大谷さんに力を貸して欲しかったからだそうです。すごい、大谷さん!実際に観にいったらその意味がよくわかりました。
 
 職人達の極上の作品でした。映画だったら、「ビデオで観てくださいね」といえますが、舞台ですからもう見られません、毎回違ってきますしね。もう観られない、でも、それが醍醐味☆



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