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2008/10/30

Obrigada Porto!  2008年リスボン日記

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初めて訪れたポルトでのファドライブ、無事に終えることができました、ありがとうございました。着物で歌った会場はポルトで人気の日本料理レストラン「ITAMAE」、3日のアヴェイロのイベントで寿司ビュフェを担当してくれたお店です。今回もお寿司を召し上がっていただきながらのファドライブとなりました。
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ギタリストは同じくアヴェイロでご一緒したアルミンドさんとジョルジュさんでした。お二人と遠い街でまた再会できて本当に嬉しかったです。3ステージで15曲も歌いました。ポルトはリスボンほどファドを聴く場はありませんが、お客様はファドを良く知っていますので、「Canto o fado」などはもちろん大合唱となりました。
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カウンターでもてなしてくれたブラジル人の板前さんたち、包丁さばきもきちんとしていました。刺繍の文字はご愛嬌♪
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久しぶりに食べたお刺身とお寿司に舌鼓、わさびもガリもちゃんとありました。

ごちそうさまでした!

2008/10/29

Onde estão?  2008年リスボン日記

今夜は日本人の友人たちとポルトガル人ご夫妻に夕食に招かれて行って来ました。

暖かく出迎えて下さったのはマカオ出身のペドロさんとグラサさんのご夫妻。日本に滞在されたこともあるそうです。ファドライブでお世話になった日本のポルトガル料理研究家・丹田いづみさん、そしてアヴェイロの菅知子さんともお友達というご縁から今日お招きいただきました。
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家の中はポルトガルに加え、たくさんの中国や日本の民芸品が飾られまさにマカオでした。彼らの家系にはインド人や中国人の血が流れているそうです、もしかしたら日本人の血も入っているとか。大航海時代のポルトガル人の航路と重なる血筋です。

奥様のグラサさんが振舞ってくださったのはマカオ料理でした。
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これは中をくりぬいた大きなかぼちゃごと煮込んだスープ。4時間かけて煮込んだそうです。お芋のようなこのかぼちゃが、髪を剃ったお坊さんの頭のようなので「お坊さんスープ」とも呼ぶとか。
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中にはチョリソー・鶏肉・椎茸・お米の麺が入っていて、盛り付けるときにかぼちゃも削っていただきます。チョリソーの塩分だけというあっさりした味付け、椎茸のコクが加わり私たちにはどこか懐かしい味。メインの白身魚もターメリックとココナッツミルクで煮込んだオリエンタルな味わいでした。最後はデザートと中国茶、「一体、今わたしたちがいるのはどこの国だろう」と何とも摩訶不思議な感覚!

西の端と東の端の国の住人たちが、マカオ料理をいただきながらポルトガルの歴史や大航海時代がもたらした文化の話をしている、これは私には貴重な時間でした。

ポルトガル・インド・マカオ・日本、この間にあるものをもっと見てみたい、クレオール文化の魅力に触れてみたい、そう思わせてくれたご夫妻に心からの感謝を。

2008/10/27

Vamos jantar!  2008年リスボン日記

今日は住んでいる寮で「夕食会」☆
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(同じ2階に住んでいる女の子たち、fromスペイン・ポルトガル・日本)

参加条件は『それぞれの国の料理を一皿作って持参』。

ということは寿司でしょうってことで作りました、巻き寿司!

鮮度のいい生魚が手に入りにくいのと、彼女たちが刺身系は食べられない可能性が高いので、スモークサーモンを使って巻き寿司に、これが大好評。やっぱり期待してたみたい「日本=お寿司」。
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(スペイン人のラーラとべゴーニャ。)

スペイン人の女の子たちは4人がかりで大きな一皿を作ってくれました。名前がよくわからないのですが、ポテトとオ二オンのオムレツでした。大量のポテトとオニオンを油で揚げて、卵でとじてオムレツにします。スペインの家庭の味だそうです。「日本に帰ったら作ってみてね」と作り方も教えてくれました。

ポルトガル人の女の子たちはデザート担当、お手製のサラミというチョコ菓子と、まるで日本の和菓子のようなモルガディーニョス・デ・アメンドアをいただきました。言葉は完全には通じないけど、英語も使って自己紹介をしたり冗談を言ったりして仲良くなれました。

ちなみに夕食会は20:30過ぎからスタート、日本より遅いんですけどポルトガルとスペインではいたって普通の夕食の時間です。


2008/10/25

os dias(日々)  2008年リスボン日記

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(私の部屋に貼られた今日のひとコマ。プリントしてくれたMさん、ありがとう♪)

昨日のバレットさんのアドバイスのおかげで気持ちも楽になり、今日は力を抜いて、自分の発音を信じて歌ってみました。

思うように声がでました、気持ちが声にのり、ギタリストともいいコミュニケーションが取れるのがわかりました。毎日の発音練習は確実に影響していたようです。

今日は日本でライブをしていた「マヌエル」四ッ谷店で、私の歌を長く聴いてくれていた元アルバイトの友人が二人来てくれました。ポルトガル語も話せる彼女たちが「変わった」と言ってくれたのがとても心強かったです。ギタリストの二人も「OKサイン」をくれました。バレットさんは今日はいなかったんですが、明日また聴いて貰おうと思います。

リスボンで暮らす中で「私のファドは変わりつつある」というのが実感できました。師匠は「心の中にファドが存在しているからだ」と言ってくれました。これは、私を受け入れてくれたリスボンと、ファディスタたち、ギタリストたち、友人たち、そして日本の皆さんのおかげに他ありません。

ファドは人間の普遍的な心を歌っています、人があって、自分があってこそのファドです。だから、この日々を、これからの日々をもっと大事にしようと思いました。

明日もいい日になれ!


2008/10/25

Não é tão sério.(それ程深刻ではない)  2008年リスボン日記

何か変化が起きるという事は、それによって他にも影響が出るのは当然のことです。

ポルトガル語の発音に変化が出てきた影響で、歌声を出す際の筋肉に変化がおき始めました。ここ何日か声が出づらくなって、思うように歌えません。発音に注意を払っている際に首に力が入って声が伸びないのです、ものすごく力んだ状態になりました。3年前と同じ現象です。

でも、これは望んでいたことです。一ヶ月が経過する辺りで起きてくれると思っていた状況です。これをクリアーして、ポルトガル発音で伸びやかに歌えるようにする、「筋肉にポルトガル語発音を覚えさせる」のがこの渡葡の目的の一つでもあります。

野球のバッティングフォームを変えたら最初は打てないというのと近いかもしれません。だから、ものすごくジレンマはあるのですが、掴みかけてはいるのです。ファドは技術について述べるべきではないのかもしれませんが、外国人である私にはこれは重要なことなのです。「心」を歌う事に全身全霊を傾けたいからこそ、楽なほうに逃げないで自分の体内を探っていこうと思います。

でも、3年前と違う点もあります。聞き分けが以前よりできるようになったことで、細かくイメージができるようになったことです。そしてそれを察してアドバイスしてくれるファディスタがいることです。

ジョゼ・マヌエル・バレットさん、彼は私が歌う時にいつも聴きに来てくれます。そして、歌い終わりにさりげなくアドバイスをくれます。「心」のこと「詞の中でキーワードとなる言葉」のこと、そして「声」のこと、今日は頭に声を抜かすコツを話してくれました。今、私が何を変えたいか、何を必要としているかをちゃんと見極めてアドバイスしてくれます。こんなありがたいことはありません。

師匠も発音に対しては普段の会話からチェックしてくれています。私にはそれが最重要課題であるし、私がそれを望んでいることが分かっているから、本当に丁寧に発音を教えてくれます。

そして、それが知らぬ間に広まって、お店のウェイターの人たちも私に言葉と発音を教えてくれるようになりました。とてもあったかい人たちに囲まれていると実感しています。

今は「点と点」状態ですが、それが「線」になっていくことを信じてあと8ヶ月とりくみます。今月末のポルトでのファドライブまでには、第一段階をクリアできるはずです。

2008/10/22

Espetáclo de fado no Porto(ファドライブ@ポルト)  2008年リスボン日記

ポルトガルでのファドライブが決定いたしました

ポルトガルに到着してまだ3週間程なのですが、ご縁をいただき、10月30日(木)の夜にポルトの日本料理レストラン「ITAMAE」にてファドライブをさせていただくことになりましたので、お知らせいたします。

●10月30日(木)Porto「ITAMAE」

  20:30頃からディナーコース
  21:30頃からファドライブ(3ステージ・各回約20分)

  *要予約

  ファディスタ:津森久美子

  Rua de Miguel Bombarda 216
  Tel.(+351)222 011 926

料金などの詳細は分かり次第お知らせいたします。
お近くにお住まいの方、是非お越しくださいませ。

日本料理屋さんということで、着物で歌います



 

2008/10/21

Aqui é nosso Fado Maior!(ここはファド・マイオール!)  2008年リスボン日記

今夜はアルファマのカーザ・デ・ファド「Fado Maior」(ファド・マイオール)で歌ってきました。こちらは私にとってとても大事な場所です。3年前の滞在中に、ファド・カスティーソの魅力とその素晴らしさを教えてくれたのがこのお店でした。

こちらはファディスタのジュリエッタ・エストレーラさんと、ご主人のルイス・カストロさんのお店です。ファドへの深い愛情をもったお二人のこのお店は、日本人ファド・アーティストのほとんどがお世話になっていて、今日もあたたかく迎えて下さいました。

ジュリエッタさんはファド博物館で歌のレッスンを受け持っている方でもあります。そして、ご主人はAssociação Portuguesa dos Amigos do Fado(ファドの友協会リスボン本部)の会長で、ファドに関する貴重な資料や写真をたくさんもっていらっしゃり、ファド博物館の展示にも関わっていらっしゃる方です。

お二人ともお変わりなくお元気で、思わず涙ぐんでしまいました。

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(ルイスさんご自慢の名ファディスタの写真が壁一面に。)
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(演奏場所にはお馴染みの絵のアズレージョ。)

一年半前にリリースしたファーストアルバムをやっと渡すことができました。前回はポルトガル語で会話をすることが難しかったのですが、今日はいっぱい話をすることができました。ジュリエッタさんがそれをとても喜んでくれたのが本当に嬉しくてなりませんでした。ご主人のルイスさんは、今回も写真を片手に、他のお客様に「日本人のファディスタなんだ、歌もいいよ。他にもこんなに日本人が歌ってるんだよ」と話してくれました。

前回伴奏をしてくれたギタリストたちも私を覚えてくれていました。今夜は3人目のファディスタとして歌わせてもらいました。最初は3曲のはずが、「もう一曲!」とジュリエッタさんから声がかかり、なんと4曲も歌わせてもらいました。「2年前より格段にいいわ」と言ってもらえました。「あなたのおかげ」と伝えたかったのに言葉がわからない自分の不甲斐なさ・・・、明日大学で教わってきます。

トリはもちろんジュリエッタさん。「ああ、やっぱりこの深い愛情がこの人のファドなんだ!」と一曲目から聞き惚れました。お客様がおもわず微笑んでしまう歌、でも凛としていて媚もしないその姿、私が目指したいファディスタです。

ラストの曲はその名も「Fado Maior」。ジュリエッタさんが最近作詞・作曲をされたものだそうです、今回初めて聞きました。このお店のための、ここでしか歌えない、ここでしか聴けないファドです。歌う喜びを、今夜訪ねてくれたお客様と共に分かち合う、そんな愛に溢れたファドでした。

  Aqui é nosso Fado Maior

というサビをギタリストも他のファディスタもご主人のルイスさんも、メロディーなんかわかってないお客様もみんなで歌う、そうさせてしまう!そう、「ここは私たちのファド・マイオール!」

ファドは悲しいだけなんてとんでもない、もっともっとこの喜びと深い愛のファドが伝わっていきますように!!



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