Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2008/11/7

Concertos Abertos  2008年リスボン日記

今日はポルトガルのラジオ局「ANTENA2」の公開録音を聴きに、PICOASにあるCasa Museu Dr.Anastácio Gonçalvesへ行ってきました。
クリックすると元のサイズで表示します
(館内が撮影禁止だったので外観のみ。コンサートのあった二階の窓ガラス[右]がアンティークでとても美しい。)

「EXPRESSORIENTE DUO」というポルトガル人ギタリストとフルート奏者のデュオに、日本人琴演奏者のタケカワ クニコさんがゲストで加わり、オリエンタルをテーマに7曲を公開録音で演奏。会場もオリエンタルな工芸品がいくつかある古い建物でテーマにぴったりでした。

<セットリスト>

Karsten brustad
「If Night's Dawn Imposed all[I.N.D.I.A]」(G・Fデュオ)

D.Bogdanovic
「Seis miniaturas」(Gソロ)
「Ricercar」(G・Fデュオ)
「And Yet」(トリオ)

Yatsuhashi Kengyou
「Rockudan」(琴ソロ)

Kazuo Fukushima
「Mey」(Fソロ)

Ravi Shankar
「L'aube Enchantée」(G・Fデュオ)

ギタリストとフルート奏者が素晴らしく、繊細な音でしっかり聴かせてくれました。完全生音でしたし、至近距離でしたので演奏者の息使いも音の一部になってくれました。曲途中でのチューニングチェンジや、弦の響きを替える細工も見事にこなしていくギタリストのカルロスさんはリズム感抜群、指使いも目を奪われてしまいました。フルートのジョゼさんはインドシャツに身を包み、体にちゃんと入ったインドの音を伝えてくれました。

ギターと琴とフルートは想像以上にお互いを生かしあえる組み合わせで驚きました。音のアタックを3人がちゃんとバランスをとって演奏していたのもあって、心地よく聴くことができました。クニコさんの着物での琴の演奏はやはり凛として美しく、日本のよさを改めて感じられました。

日本の美意識がつまった作品を、ポルトガル人のフルート奏者がどうソロで演奏するか、興味深く聴きました。素晴らしかったです。日本文化に欠かせない間合いや、水墨画のような陰影、そういったものがきちんと表現されていて、作曲者の力はもちろんのことですが、演奏者の情熱に心打たれました。

私も同じように外国音楽を表現していますので、とても熱いものを感じました。アンコールで琴で弾いてくれた「さくら」がより胸に響きました。

約一時間の公開録音でしたが、テーマと会場、そして演奏時間もちょうどよく満足するものを味わえました。





teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ