Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2009/3/14


今日のリスボアは初夏のように暖かく、澄み切った青空が本当にきれいだった。この季節のリスボアが大好き。4年前に初めてこちら訪れた時も、青い空と白い建物の街は本当にきれいで感激した。今日はこの天気のおかげで気持ちも晴れて、足取り軽くパテオに向かった。

今日から「Fado Alfacinha」を歌うので、出演前にリハーサル。キーが「Fa#」だと伝えると師匠が目を輝かせて喜んだ。「この曲はそのキーが一番美しいんだ、いいキーだ。」そう言って本当に嬉しそうに弾いてくれた。この曲はどこか切ないような美しいメロディーのカスティーソで私も気に入っている。私は終った恋の歌詞をこの曲には選んでいるのだけど、この曲に良く似合っている。

〜いつか、この道でまたあなたとすれ違うとしても、私はあなたに声はかけない。二人の秘密のまま。私を信じていいから。〜

歌詞はそう締めくくっている。毎日歩くリスボアの石畳の道を思い浮かべて歌った。この「Fado Alfacinha」の「Alfacinha」は「リスボン風の」という意味がある。つまりこの古典ファドは「リスボンのファド」なのだ。歌詞が描く街の美しさと恋の美しさが、師匠のポルトガルギターでより彩られた。やはりアントニオ・パレイラは達人だ。声も力むことなく出す事ができた。

それから「Fa#」はポルトガル語で「ファ・ソシュニードシュ」と言う。個人的にこの言葉の響きが好きなので、この曲名とキーをギタリストに伝える時は嬉しくなってしまう。



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