Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2009/5/18

A história dessa Inês tão linda.  2009年リスボン日記

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先週のフィゲイラ・ダ・フォスの仕事の翌日に、念願のコインブラを旅した。モンデゴ川とヨーロッパ最古の大学・コインブラ大学を中心に成る知と文化の街だ。
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サラザールをはじめ、多くの政治家や文化人を輩出したコインブラ大学。鉄の門を入ってすぐの中庭にある時計塔も有名。こんな歴史あるキャンパスで勉強できたら素敵だ。
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大学近くの路地、ポルトガル名物の黒マント姿の学生が良く似合う。誰の仕業だろう、宙を散歩する黒マント。
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坂道で。三箇所とも東西南北バラバラの位置にあるはずなんだけど、まぁいっか。
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夜はやはりコインブラファド。小さな教会を改装して作られたカーザ・デ・ファド「àCapella」(ア・カペーラ)へ。もともとコインブラ大学の男子学生たちが歌っていたことから、基本的にファディスタは男性で黒マントをはおる。リズムもリスボンファドとは異なる。

2000年に東京・四ッ谷の「マヌエル・カ−ザ・デ・ファド」で歌ったというアントニオさんが美声を聴かせてくれた。現地コインブラでジョゼ・アフォンソの曲は染み入った。私が日本人だとわかるとアントニオさんは日本での思い出をたくさん話してくれた。それに、私がこちらで出た雑誌を読んでくれたそうで話が尽きなかった。

ギタリストがまた素晴らしい演奏家だった。パレーデスの名曲ギタラーダを聴いたときには鳥肌がたった。是非コインブラで聴きたいと思っていた「モンデゴ川の変奏曲」が聴けた時には美味しいポートワインのおかげもあって夢心地だった。街を歩く時はずっと頭の中で流れていた。
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翌日はリスボンファドで有名な「Coimbra」にも描かれている「涙の泉」へ。イネス・ド・カストロとペドロ王子の悲恋の舞台となった場所だ。写真はイネスが殺された「涙の泉」の横にある「涙の館」跡。
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泉の森の木々にたくさんの赤いリボンがくくりつけてあった。どのリボンにも愛のメッセージが書かれている。この一週間前に行われたコインブラ大学の卒業祭り「ケイマ・ダス・フィタス」直後ということもあって学生達がくくりつけたようだ。
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モンデゴ川のほとりで。「いつも一緒にいたいよ。」だって♪

◇「àCapella」(ア・カペーラ)
   Rua Corpo de Deus,Largo da Vitória,3000 Coimbra
   tel:239 833 985
   mail:acapella@gmail.com
   オープン:21時45分頃 スタート:22時頃から
   サンタ・クルス修道院近く 軽食メニューあり 
   アーティストによりますが、各曲の前にポルトガル語と英語で解説をしてくれます。
   お値段もリーズナブルでお薦めです。
 

2009/5/16

as informações do Japão  2009年リスボン日記

木曜日に大学のコースが終了した、テストも終わり無事合格だった。フィゲイラ・ダ・フォス後にひいた風邪が重なって少しつらい週だったけれど、日本からもらった嬉しい知らせのおかげでがんばることができた。

帰国ライブツアー第一日目の大阪「カフェー・ペソア」がまだ5月だというのに『残席わずか』とのこと。いつものお客様方のお顔が浮かんでくる、ありがとうございます!それから、初ライブとなる豊田の「ダイニングセラー1109」からも『予約がどんどん入ってきますよ』とお知らせをいただいた。

遠いところで自分の事を待っていてくれる方々がいるのは本当に幸せなことだ。初めての方との出会いも待ち遠しい、とてもいい帰国ライブツアーになりそう。一番楽しみにしているのはきっと私。

大阪のライブを検討中の方は7月31日(金)「フィドル倶楽部」ライブへお越しください。下記のメールで受け付けております。「フィドル倶楽部」の電話では予約は受け付けておりませんのでご注意ください。
tsumoringofado@yahoo.co.jp
(件名に「フィドル倶楽部予約」、本文に「お名前・予約人数・お電話番号」をご入力ください。)

2009/5/9

Figueira da Foz  2009年リスボン日記

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コインブラに近いフィゲイラ・ダ・フォスで行われたパーティにファド出演をさせていただいた。カジノ内の立派なホールで、大好きなギタリストのアルミンドさんとジョルジュさんのコンビと今回で3回目となる共演だった。「魂に溢れる」という言葉がこのお2人にはぴったりだ。
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(左から、ポルトガルギターのアルミンドさん、私、ギターのジョルジュさん、そして今回もご一緒させていただいた菅知子さん。彼女から素敵な着物をお借りして2人で着物ファド、ポルトガル人の子供達は初めて見る着物に興味津々。)
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(ショーやコンサートでもよく使用される豪華なホール。そして、舞台スタッフさんたちとのリハーサルや待ち時間の舞台袖はやっぱりワクワクして楽しかった!)

パーティーは夜20時スタート、0時頃からファドが始まり1時前にパーティー終了、アヴェイロの菅さん宅に着いたのは夜中の3時!日本じゃ考えられない、これぞ「ポルトガル時間」。久々のお太鼓帯の着物で7時間過ごすのは疲れたけれど、着物は日本の美、大好評だった。それから、去年の10月にもアヴェイロで私の歌を聴いていたお客様たちが「とっても良くなった、本当にかわったよ!発音もきれいになったし詩の理解力も。伝わってきたよ。」と口々におっしゃってくださった。

確かにアルミンドさんたちと歌を合わせるときも、10月より格段にやりやすくなっていた。言葉運びとギターのタイミングが、説明不要で通じた。アルミンドさんとジョルジュさんも「うまくなったなぁ、いいステージだったよ!相当歌いこんできたんだね。」とベイジーニョをくれた。毎日の積み重ねが形になっていたことを確認できたのがありがたかった。


2009/5/8

o céu com adorinha  2009年リスボン日記

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(夜8時のリスボン、マダレーナ通りで。)

強い日差しと青いリスボンの空にこの季節の住人がやってきた、ツバメたちだ。ツバメはポルトガル語でアンドリーニャと言う、響きがかわいらしい。

まだ空が明るい夜8時、マダレーナ通りでいつものように師匠を待っていたらツバメたちの声が聞こえてきた。空を見上げると群れをなして飛んでいた。ライブでも私はしょっちゅう言っているけれど、ツバメには「幸せ」や「喜び」という意味がある。春を運ぶ鳥だからだそうだ。最近気温が上がって本当に過ごしやい、そんな季節はカモメやハトを押しのけてツバメたちが空の主役。

やっぱりこんな日はツバメが主役のファド「トニカ・ネグラ」を歌ってしまう。

2009/5/6

as fadistas no casa de fados  2009年リスボン日記

パテオで共演しているクリスティアナに、映画「アマリア」の撮影の話を聞いた。彼女は歌唱力の高さと、声質アマリアに近いことからオーディションで選ばれアマリアの歌声の出演をした。そして、彼女が歌う時にヴィオラを弾いているのがパテオのギリェルメさんだ。ポルトガルギターには師匠の長男で有名なポルトガルギター奏者のパウロ・パレイラが参加している。

若き日のアマリアが籠をもって歩いているシーンの録音では、彼女も籠を持って歩きながら歌ったそうだ。歌に魂がこもった彼女の歌は確かにふさわしい。そして、この映画の出演も「偶然声が似ていたから選ばれただけ。」とだけしか言わない、そこがいい。コンサートでオーバーなパフォーマンスをすることよりも、カーザ・デ・ファドで心を込めて毎日歌うことを好む彼女には好感が持てる。

今注目されている若手の女性ファディスタ、ラケル・タヴァレスとも仲がよく、2人は多くのコンクールでトップに入って磨き合ってきた仲だそうだ。リスボンで歌だけでしっかり聴かせてくれるファディスタはたくさんいる、日本にそんな彼女たちの歌声を紹介できたらと思う。


2009/5/3


そういえば日本人の観光客の方をよくみかけるなぁ・・・、そうだ、日本はゴールデンウィークだ!と気づいた今日。とは言っても、音楽を生業としていると祝日こそ働くため、「やったーGWだ!」というのは学生までだったような。舞台をやっていたころもひたすら稽古してた記憶しかない・・・。

ポルトガルはクリスマスやパシュコアをはじめ、他にも連休がちょこちょこあったり、バカンスをとるという習慣もあるので「ついにお休みだ!」という日本とは感覚が違っている気がします。でもうちの師匠やギリェルメさんたちは、ひたすら弾いてて「休日?う〜ん、ない!」と。当たり前だけど音楽家も立派な一社会人で、カーザ・デ・ファド勤めの彼らは遅刻もしないし、師匠はむしろ早めに店に入りたがります、落ち着いて演奏するためだそう。「毎日毎日弾いててそりゃ休みも欲しくなるけど、やっぱりギターを弾くのが好きなんだ。」とギリェルメさん、かっこいい〜。

昼は別の仕事をして、夜はギターの仕事をしているという人もかなりいます。実はとっても働き者のポルトガル人たちなのだ☆


2009/5/1

Dia do Trabalhador  2009年リスボン日記

今日は「Dia do Trabalhador」、つまりメーデーでポルトガルは祝日。でもパテオは96人のスペイン人団体がいらっしゃって大忙し。急遽、ギタリストを増やして二部屋同時進行でファドを演奏した。私はいつもの「師匠&ギリェルメさんコンビ」のチームで二部屋を行ったり来たりして歌った。

スペイン語とポルトガル語はわりと似ている。スペインは広いので国内の方言もいろいろあり、南北で訛りがかなり違うようだが、動詞や単語はポルトガル語と似ている。なので、やっぱりここはと「Canto o fado」(ファドを歌う)を選んだ。サビで「Canto o fado」と歌うのだけど、お客様みんなが歌ってくれた。

100人近くの異国の人たちと同時に何かを分かち合えるなんて、よく考えたらなかなかできない事だ。歌の力は凄い、この仕事を選んで本当によかったと感じながら歌った。



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