2011/2/16
base 日記

今日はファドレッスンでした。レッスンをさせていただく方はファドが大好きな方ばかりで、私自身が勇気づけられますし、勉強させていただく事がたくさんあります。
回数を重ねるごとに、皆さんのポルトガル語のリズムを捉えるスピードが上がっていくのが、本当に嬉しいです。
ファドを歌うにはポルトガル語の持つリズム、アクセントをまず正確に捉えなくてはなりません。それによって韻を踏んだ詞の美しさがより理解できますので、それができれば、あとは歌い手の心でメロディーは紡げます。
ファドは十人十色、私のレッスンではいきなり表現は固めません。土台を押さえる作業が中心で、そこから先はその方の思いのままに、のびのびと歌っていただきます。心に響く歌詞の箇所も私とは異なるはずですから。
ポルトガルで師匠や友人のファディスタたちも私の歌いたい表現を尊重しながら大事な基礎をアドバイスしてくれました。
初心忘れるべからず、そして歌心!
歌いにきてくださる皆さん、本当にありがとうございます。