Bem vindos ao site da Fadista Kumiko               Kumiko Tsumori                                                                               em Português

2005/6/28

帰国しました!  2005年6月リスボン日記

 昨日の27日はずっと飛行機の中でした。今朝関空に着いてまずは実家で休養、歩きも含めて20時間の移動はしんどいですやっぱり。東京へは明日戻ります。
 日本は湿気がすごい〜。リスボンは湿気がほとんどないので暑くてもサラッとしていて平気でした。夜は寒くて長袖でしたし、寮ではクーラーなんかいらなかったし。日本はすごい〜、びっくりしています。
 それにしても、日本語にこんなに囲まれるのが久しぶりでフランクフルと辺りからものすごく違和感を感じました。少し経つと何とも思わなくなったのですが、ポルトガル語のに囲まれていたせいで、ありがとうよりオブリガーダと言いそうに。関空に着いてからはあせりが襲ってきました。このままだと、せっかく少し話せたポルトガル語を忘れてしまう。パレイラ氏たちの忠告どおりに毎日聴いて歌っていかないとと思いました。

 時差ぼけは徹夜の甲斐あって防げました。機内で今後の日本での活動の計画をたてたりでやる気も充分、今夜は資料整理と発音練習に精をだします。今年は今回得たものを生かしていろいろと挑戦する予定です。がんばるぞー!
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(Velho Pateo de Sant‘Ana また来年いきます

 ファドについては、今回得た事とあわせ、近日中に新たな形で記述いたします。

2005/6/26


 今日でお店に行くのも最後。昼間は荷造りと資料の整理。予想以上に本屋CDが増えた。餞別でワインをいただいたのでスーツケースがパンパン。
 
 最後なので和服でお店へ。お客さん気分だったが、和服でもかまわないから歌いなさいということで、歌う。お店のみなさんが部屋の入り口に集まって私の歌を聴いてハミング。ベンタさんが「みんな、アカネの歌を聴くのが楽しいのよ」と言ってくれたのが心底嬉しかった。一ヶ月でここまでこれた。
 連絡先交換とあいさつをして店をあとにする。次回の渡葡を約束して。別れは潔くできた。また必ず来るという思いがあるからそこまで感傷的にはならなくてすんだ。「またくるんでしょ?」という感じ。「待ってるぞ」があるのは嬉しい。
 でもやっぱり寮の前まで送ってくれたアントニオ・パレイラ氏とは離れがたかった。いつも別れの前にいろいろしゃべる彼が、さっさと行こうとする。早く寮に入れとジェスチャーする。車を見送る私たちの前をゆっくり通りながら、最後の言葉をくれる。流れ落ちはしないけど泣いていた、私もこらえるのが精一杯だった。絶対ポルトガル語を話せるようになって再会する。これが彼らへの誓い。
 ありがとうリスボン。

Velho Páteo de Sant‘Ana人物紹介シリーズVOL.8
「ファディスタのマリア・ベンタさん」
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 月本氏・水谷氏の母、私と鹿糠さんの叔母といってくれる彼女。情熱的でサービス精神旺盛、愛情たっぷり。彼女のファドはどこまでも明るいし、どこまでも切ない。この人柄そのもの。そしてとても女を感じさせてくれる人。彼女の「Túnica Negura」が大好き。

2005/6/25


 リスボン生活残すところあと2日。今日はおみやげ買ったりして街をふらふら。途中街の一角が停電に、お店の中が真っ暗。外では何かを知らせるサイレンが鳴りっぱなし。でも皆動揺せず。私も特に気にせず。私リスボンでもう生活できるな・・・と思ったり。
 振り返ってみると、月並みですがあっという間の一ヶ月でした。一ヶ月という期間だから思いっきり集中して勉強したし、ちょこちょこ観光もできました。もっと長期だったら、わりとダラダラしてた気がします。そんなわけで、今日も新曲をなんとかしようと練習してました。お店でカスティーソを2曲みてもらって、これでほぼ目標を達成したのでほっと一息。
 今日はスペインからの団体客とポルトガル人の個人客の前で歌いました。昨日のコンサートが成功して、リラックスできたおかげでいい形になってきました。随分と体に言葉やリズムが入ってきたようです。とはいえまだポルトガル語をちゃんとはしゃべれません。なんとなく理解したり、一言返事をするにとどまります。
 パレイラ氏から国際電話がかかってくる予定なので、しっかり勉強しなくちゃいけません。学校の科目とちがって、自分に話したい意欲があるので上達は早いとは思います。
 明日は荷造りという大イベントに臨みます。

Velho Páteo de Sant‘Ana人物紹介シリーズ
Vol.6「ポルトガルギターのアントニオ・パレイラ氏」
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 この人がいなかったらこんなにも充実した一ヶ月は送れませんでしたし、こんな急激に成長もできませんでした。アマリア・ロドリゲスを始め、大物ファディスタたちと仕事をしてきた大物ギタリストです。月本氏の師で父でもあります。リスボンのポルトガルギター奏者は皆彼を知っています。
 楽譜の作成ができるギタリストは少なく、彼はたくさんの資料を作成している一人。ファド博物館のポルトガルギター講師でもあります。ファドを愛してやまない彼。私を「O meu amor(恋人)」「A minha fadista(私のファディスタ)」と呼んで本当によくしてくれました。師匠で、家族で恋人です。
Vol.7「ファディスタのシーコ」
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 リスボンのCasa do Fadoのトップ3にはいる名店O Faiaから引き抜かれた彼。伸びやかで柔らかな声の持ち主。声量も圧巻。リズム感も抜群。彼のFado João Maria Dos Anjosがおすすめ。ロマンティックな世界に惹き込まれます。ご本人はとってもチャーミングな方。夜だけど「Bom Dia(おはよう)」と言って出勤してきます。

2005/6/24

仕上げかな  2005年6月リスボン日記

 今日はパテオで歌っていたジョゼ・マヌエル・バレットさんのコンサートがありました。アントニオ・パレイラ氏と、ギリェルメ・カルヴァリャイス氏のコンビが弾くので連れて行ってもらいました、というか、出演しに行きました。市のお祭りの行事として野外ステージでファドコンサートがあり、立ち見とお祭りの参加者や通行人の聴衆もあわせると4000人近いという大規模のお客様に聴いていただきました。
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 地元の方々ばかり。皆さんファドを知っているから、大合唱になる。ほとんどの曲をお客様が口ずさんでいました。共通認識としてファドが存在しています。とってもいい雰囲気。いわゆるライブとは少しちがう感じ。ファド好きが(生活にファドがある人たちが)お祭りで集まって、自らも楽しんでいました。私が歌う時も大合唱でした。立ち見の方もマンションから眺めている人も通行人も体を揺らしながらたのしんでいました。心が通い合うってこういうことだと実感。発音も随分よくなったので安心して歌えました。
 国籍なんて関係ないよと本当に思いました。そりゃ確かに「日本人が?」っていう視線はありますが、一度歌いだすとそれは消えます。ファド好きには関係ありません。私はファディスタとして見られています。月本氏もギターラとして見られています。「言葉の壁」とよく言うし、私自身そう思っていましたが、しゃべれるようになれれば関係ないんです、これが。それに楽しむ側にも国籍なんて関係ありませんし。楽しめばいいんですそれぞれで。
 いろいろ感じつつ実践できて帰国前にいい仕上げのイベントとなりました。舞台に上げてくれたバレットさん、ギリェルメさん、そして師アントニオ・パレイラに感謝!
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(地元のお客様たち)
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(照明付です)
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(月本氏)
 現場に着いた時点で、ギター用のイスが3つ用意されていました。「ギターをもってこい」と言われていたものの、全曲参加とは月本氏びっくり。私含めて歌手3人分網羅してました。お疲れ様です。
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(終了後、ファディスタのバレットさんと。以前初対面で「かわいいねえ」が第一声だったおじさま。美声です。)

2005/6/23


 今日は資料作成のため午後からファド博物館へ。パレイラ氏が地下のレッスン室でポルトガルギターのレッスン中でした。当然「歌って」ということに。月本氏がヴィオラで生徒さんと演奏。そうこうしていると、博物館のスタッフが「4人とも上に来て」と言ってやってくる。高校生がファド博物館の見学に来ているので、インストと歌を聞かせたいとのこと。日本なら事前に誰と誰をその時間に呼んで聴かせようという打ち合わせがあるはずだが、そんなのなし。ちょうどいる誰かを使おうってことでつかまった我々。しっかり働きました。
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(パレイラ氏と生徒さんのポルトガルギターと月本氏のヴィオラで歌う)
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(校外学習の高校生たち)

 帰りに三度目の大聖堂へ。前回の二回はイベントで雰囲気が悪かったのですが、今日はいつもの大聖堂。静かで落ち着きました。
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(巨大パイプオルガンがある。年に2回ほど演奏があるとかないとか。音がとてもいいらしい。)

 夜はパテオへ。今夜はいつもよりファディスタとギタリスタたちが多い。お客様もスペインの団体がはいっていたりと賑わっていました。今日は中部屋で歌いました。
 ポルトガルギターのカルロスさんとは今日でお別れ。思わず泣きそうになりました。月本氏と一緒に別れの時に歌うファドを口ずさむ。カルロスさんも一緒に歌ってくれた。もうすぐみんなとお別れ、寂しい。ジョアナも明日から完全産休。別れをおしみつつ、「また来るから」の思いが強まる。

Velho Páteo de Sant‘Ana人物紹介シリーズ
Vol.2「ヴィオリスタのギリェルメ氏」
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 パテオのトップヴィオリスタ。一見恐そうなんだけどとってもおちゃめな方。ギターの腕は当然お見事です。リズムを巧みに操ります。水谷氏の師。彼のギターの刻みがとても好きです。時々「禁じられた遊び」弾いてます。ある日本人にならったとさ。
Vol.3「ポルトガルギターのペドロ氏」
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 アントニオ・パレイラ氏の一番弟子。実力派です。パテオにはイレギュラーで参加。月本氏の言う「歌を邪魔せずに、かつ個性を光らす演奏」を彼はしていると私は思う。さわやかです。
Vol.4「ヴィオリスタのりカルド氏(アントニオ・パレイラ氏の息子とは別人」
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 店にギターを学びにきて、そのあと仕事に向かう。いろんな音楽を知ってる方。水谷氏の弾くクラシックに興味津々でした。
Vol.4「リカルド氏の娘アナ嬢11歳」
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 お店にたまにくっついてくる、リカルド氏の娘さん。おしゃまさんです。私の言葉の先生になってくれる彼女。英語もばっちり。父親の影響か、英語圏の歌もファドもばんばん歌う。

2005/6/22


 今日はお買い物へ。「動詞辞典」を購入。ポルトガル語は動詞の活用をおぼえられるかどうかというくらい動詞が大事。活用で誰のことを言っているかわかるので、会話や歌詞中でもよく主語を省略します。原形しか辞書には載ってないので、活用の一覧がのっているこの辞典はとてもお役立ち!おかげで会話もいつもより弾みました。
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(サイズがコンパクトなので持ち運びに便利!おすすめです。)
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(こちらはショッピングセンターでやっている詩人ペソアのフェア広告)
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(大きく展示があるのではなく、数箇所でパネル展示をしていました)

 夕食前に新曲を練習。センテンスの取り方、練習の仕方がわかってきたので、仕上げるのもスムーズになってきました。店へ向かいパレイラ氏に練習の成果を聞いてもらう、数箇所チェックが入りましたが大体OKがでました。そして今日も一曲新曲の歌詞を手に入れる。今日はリアナが教えてくれました。一つ違いの彼女と随分仲良くなれた。おしゃれで清楚な彼女、歌声も澄んでいてとても好き。
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(学習中)
 今日も団体様が来店。私もいつものパターンで二順目のインスト後に歌いました。上手く歌えたのにほっとしていてアンコールがかかっていたのに気づかず。しかしながら、とてもありがたかったです。

Velho Páteo de Sant‘Ana人物紹介シリーズVol.1「エントランスのセニョール・アルマンド」
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 店の入り口に立ってお客様のお出迎えと誘導、タクシーの手配を担当する彼。いつも難しい顔をしていて笑わない方。仕事人です。しかし素の顔はとても優しい方。最近私と月本氏に言葉をおしえてくれるようになって、笑顔をたくさんみせてくれるようになりました。パテオの縁の下の力持ち的存在。

2005/6/21

パラベンス!  2005年6月リスボン日記

 気が付けば、ノートに7曲の新曲歌詞を書き込んでいました。発音を吹き込んでもらい、ギターのみのインストをとらせてもらい、歌手入りの音源を捜す。いろんなものに手をつけているので、最近は何がどこまでそろっているのかわからなくなる。あと3曲ほど発音を確認したいところ。日本でのことを考えると、集めるだけ集めなきゃ。
 今日はポルトガル人の団体様。途中ハッピーバースデイを生演奏。よくこの光景は見られる。ギタリストとファディスタがケーキと一緒に主役のテーブルを囲んで歌う。今日は私も参加。一番の歌詞しか知らなかったので二番の歌詞を今日は教えてもらえた。とっても大きなケーキでした。
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(40センチ四方は確実のケーキ。ろうそくと花火が点火されて、みんなで大合唱)



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